2008/05/20

バラが咲いた'08

Bara5s今年もバラが咲きました。
というより、咲いちゃったと言った方がいいかも。
 
ガーデニングで、冬の間にする作業と言ったらバラの剪定くらいだけれど。
今年は「やらなきゃやらなきゃ」と思っているうちに春になっちゃって。
気がついたら、もう葉を繁らせておりました。

もちろん、いつもは剪定のついでにしていた消毒もナシだし。
肥料も、蕾が付いてから慌てて施すといった体たらく。
「どうなっちゃうんだろう?」
と思っているウチに、なし崩しに花が咲いちゃったのであります。

とはいえ、やはり赤バラの方の蕾は無し。
その代わり、と言っていいのかどうなのか。
↓驚いたことに、去年蕾を付けなかった挿し芽した株には蕾が六つも。
 
Bara3
 
「こんなことなら、ちゃんと世話してあげればよかった……」
なんて思っても後の祭り。
とりあえず、せめてものお披露目とあいなりました。
 
Oyakabu2
 
←親株のこちらは、2本あった主幹のうち一本が枯れてしまいましたが。
それでも残った幹から伸びた枝が蕾を付けました。

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2008/05/17

夏の予行演習

Redrobin●リターン雑記その15

風薫る五月。
しかしそんな初夏の日々に、真夏を思わせる暑さが訪れることもある。

三島由紀夫氏の作品に、そんな日のことを「夏の予行演習」と表現した一節があった。

まさに言い得て妙。
緻密な彫刻を施したようなその文章は読むのに時間がかかるけれど。
それだけにこんなフレーズを見つけると嬉しくなってしまう。

そういえば、裏地が付いた袷(あわせ)の着物を単衣(ひとえ)に替えるのは、六月の「衣替え」から。
そんなうるさい決まりがある着物でも、五月の暑い日には単衣を着ていいことになっている。

それだけ「夏の予行演習」のような日は、特別な日。


若かったあの頃。
そんな日が来ると、私もタンスからいそいそと短パンを引っぱり出して、つかの間の「夏」を楽しんだりしたものだった。

でも、その予行演習は昼間だけ。
夕方になって冷えて来ると、またいつもの格好に戻らなければならない。
かりそめの夏は、はかない白昼夢。

「最初からわかってたよ……」

そうやって穿いていた短パンをしまいながら。
過ぎてゆくうたかたの夏の日を恨めしく思うのだった。

'05年5月1日

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2008/05/14

壊れたカメラ

先日、過去記事を読んでいて驚いた。
自分では、ついこの間のことだと思っていたんだけれど。
今使っているカメラを買い替えたのは、ちょうど三年前の今頃のことだった。
ということで、今回は●リターン雑記その14として、その顛末を。

Iberisu・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつもブログに載せている写真はデジカメで撮ったもの。スキャンする手間がいらないし、撮ってすぐ使えるのはありがたい。
1万数千円程度の安価なカメラだけれど、10cm位まで接写できるので重宝していた。

ところが、先日いきなりパソコンに取り込めなくなってしまった。

カメラが悪いのか、パソコンが悪いのか。
ドライバをインストールし直してもダメ。

困った。これでは明日から写真がUPできない!


仕方なく販売店に修理を依頼したら、費用は1万円程度からだとか。
「1万数千円のカメラを直すのに、1万円もかかるなんて……」

そう私が訴えると、店員さんは待ってましたとばかりに「最近のカメラはお安くなっているので、買い替えた方がお得ですよ」とのたまう。
しかも「今ならどんなカメラも3,000円で下取りします」とのこと。

っうん! お上手。

なんだか乗せられてるようで、釈然としないながらもショーケースを覗いてみると。
なんと2万円以下で3倍ズーム、接写も6cmからというカメラがあった。
しかも、小さいながら液晶画面までついている。(実はコレに憧れてたの)

今までのカメラは120万画素でも別段不自由は感じてなかったのに。
それが400万画素ですと。

おあつらえむきに、手には壊れたカメラまであるではないか!

20,000円-3,000円=17,000円
これでは前のカメラと大して変わらない。


……壊れたカメラを手に携え、暗たんたる思いでお店に向かったあの日。
それが帰りには。
イソイソと新しいカメラを提げていた私を、誰が責められるだろう。

'05年5月14日

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2008/05/11

大山鳴動して

Aoba学校はカレンダー通りだし。
いつものように、実家に行っただけで終わってしまった私のGW。
でも、今年はそれが一風変わったものになった。

それは五月五日「こどもの日」の朝。

私が寝床で目を覚ますと、それを待っていたように家内が声を掛けてきた。
「夕べはお腹が痛くて眠れなかった」
なんでも激痛ではないけれど、気になって一睡も出来なかったとか。

……あらあら。なんだかイヤな予感。

それは家内だったり、ウチの子だったり。
夜中に具合が悪くなって、病院まで連れてったことは今までにも何度かあったけど。今回もまたそうなるのだろうか。
いや、「大山も蟻穴より崩る」と申します。油断大敵。
なにより今日明日とお休みだし、あと二晩眠れぬ夜を過ごすのもシンドそう。

ま、早朝とはいえ夜じゃないだけマシだし。
ということで、救急外来のある病院に車を走らせた私なのでした。


日頃の強気はどこへやら。
血液検査を終え、レントゲンを撮るための検査着姿の家内は、もうすっかり患者さんモードで意気消沈。
診察が済むのを、ガランとしたロビーのベンチで待つ私はその親族。
まるでドラマの一場面のようではないか。

世間じゃ花のGWだというのに……それがなじょしてこうなった。

とはいえ、そんな人達は他にもいるようで。
小さなお子さん連れのご夫婦は「静かにしなさい」と叱りながらも、その表情には安堵の色が。(子供って、診察してもらっただけで元気になったりするんですよねぇ)
かと思えば、どちらが付き添いなのか、にわかには計りかねる老夫婦とか。

それは、かつての自分達の姿であったり、これからの姿のようでもあったり。
来し方行く末に思いを馳せる私なのでありました。

え? 気になる診察の結果ですか。

そ、それは……出るものが出なかったからではないかと。
大山は大山でも、「大山鳴動してネズミ一匹」の方だったのであります。


翌日、元気にサッカー観戦へ行く家内と息子を見送った後。
片付けたこいのぼりを元のように天袋に納める私。

そして、その扉をそっと閉じながら。私のGWの幕も、ひとり静かに閉じるのでした。

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2008/05/08

バターが無い

Butterあれは一月ほど前の日曜日。
いつものように食料品の買い出しに行ったスーパーでのことだ。

「バターが無い!」という家内の言葉に冷蔵ケースを覗いてみると。
たしかにそこだけが空っぽだった。
「はて、これは?」

それから数日後。
ウォーキングの帰りに寄った近所のスーパーで確認してみても、やっぱり同じ。
しかも「記録的な原料不足により、バターの入荷は未定です」と張り紙までしてあった。

なんと! 私が知らない間にトンデモないことになってたらしい。

すわ一大事と、家に帰ってから検索してみると。
生乳の消費が落ち込んで生産を縮小したところに、餌となる穀物の値上がりが襲うというダブルパンチの影響なんだとか。
(これから乳牛を増やしても、お乳を出すようになるまで二年はかかるんですって)

そういえば、小麦粉が原料の食パンも値上がりして久しいし。
(特売だったら128円で買えてたメーカー品も今じゃ178円だし)
バイオ燃料ブームとやらで、穀物が不足してるとか聞いた覚えも。
(粉とバターと卵が原料のお菓子はどうなっちゃうの?)

とはいえ、先日の買い出しでは久しぶりにバターにお目にかかれて。
(あぁ、お懐かしや!)
たとえそのスーパー独自のブランド商品だろうとなんだろうと。
その麗しいご尊顔を拝せただけでもう……。もう胸がいっぱい。


そんな折も折。

先日の新聞の一面には「肥料用リン急騰5倍」の記事が。
(サブタイトルは「穀物の世界的増産で」)

「リン酸」は開花結実に必要な成分。
ってことは、木に実る果物はもちろん、野菜にも影響が出そうだし。
(免れるのは葉もの野菜と根菜くらい?)
穀物不足を補うために生産を増やしたら、今度はそのための肥料が不足しちゃったなんて。なんという皮肉。

「風が吹いたら桶屋がなんとか」じゃないけれど。
この世界的な負の連鎖は、一体どこまで続くのでしょう。

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2008/05/05

初夏の面差し

Haura_right●リターン雑記その13

肌寒い日があったかと思えば。
夏を思わせるような陽気になったり。
春の天気は気紛れ。
なんて言ってられない。

五月六日は「立夏」。
(今年は五月五日の今日)

気がつけばもうすぐ「はつなつ」。
初夏である。


三月は、まだ生まれたての「春」。
それが、桜の花が散る四月になって、やっとうららかな「春」本番に。
そうなったら、ボヤボヤしてるヒマはない。
爛漫の春に浸る間もなく、風薫る五月になってしまう。

暦の上では「春」は二、三、四月になるのだろうけれど。
体感的に二月は「冬」だし、八月が「秋」だなんて寂しすぎる。
やっぱり「春」は三月からだと思いたい。

でも、五月が初夏だというのだけは、不思議としっくりくる。
夏じゃないけれど、夏の兆しをはらんだ季節。


春が、おかっぱ頭の愛らしい女の子だとすれば。
その子が知らぬ間に成長し、ある時ふいに大人の顔を見せるような。

初夏は、そんな乙女の面差しをしている。


まだ柔らかくて、初々しい色の若葉。
陽に透けて、光る葉裏のそよぎは、笑いさんざめく少女達のよう。
少しもじっとしていない。
木漏れ日を踊らせながら、すぐに次の季節へと旅立ってしまう。

夏が来る前の、ほんのひと時。


それは、そこにそのまま留めておけないからこそ、輝いて見えるのだろうか。

'06年5月4日

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2008/05/02

こいのぼり

05koinoboriゴールデンウィークが近づくと、家内はあることをしきりにつぶやくようになる。

「そろそろ兜を出さなくちゃ……」

しかし、これは決して独り言ではない。
「兜飾りを早く出すように」と催促しているのだ。

箱に入ったそれはナカナカの重量がある。
しかも私が脚立に乗って、やっと手が届く高さの天袋にしまってあるもんだから。
それを下ろさないことには何も始まらないということらしい。

はいはい、承知いたしました。

折よくその日はいいお日和で。
私はついでに下ろしたこいのぼりを設置する作業に取り掛かる。

でも出したはいいけれど。これを組み立てるのはナカナカに面倒臭い。
そこで私は、モチベーションとして自分の鼻先にニンジンをぶら下げることにした。
「ネタになるなら、そんな苦労もなんのその」

ということで……私のニンジンにおつき合いいただければ幸いです。

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写真(1)(2)一番気を使うのがポールの土台の組み立て。ボルトやナットを下のお宅に落とさないように必死の形相になる時。
それさえ済めば、とりあえず一安心。(3)ポールの先端に矢車を付けて。
 
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写真(4)ポールを立てる前に、滑車にロープをかけるのも忘れずに。
(立てちゃったら手が届きません)
(5)ワンタッチで取り外しが出来るように設計された金具。
(でも猜疑心の強い私は、ペンチできつく止めちゃってるから手でヒモ結び)
(6)無事完了して、内飾りと外飾りのツーショット……のハズなんですが)

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2008/04/29

初台の夕べ

Tyotin_2昨夜、恒例の「にこけん」が開催されました。
会場は京王新線「初台駅」に程近い「居酒屋だいぶつ」さん。

頭上を高速道路が走る甲州街道。
そして、それに沿って林立するビル群。
でもその裏手には。

意外にも、木々が生い茂るゆったりとした遊歩道が続いていたのでした。


おぼろな春の宵に浮かぶ赤提灯。
都会の喧噪から隔絶されたようなその一画に位置するお店には、外観からしてすでに幽玄な気配が漂って。

なんでも、今回の幹事を務められたグルメッチーさんと、ぽぱいさん、楽笑さんのスリーオヤヂーズが結成された思い出の場所でもあるとかで。
そんなゆかりの深いお店というのも納得の佇まいなのでした。
 
Kanpai_2その雰囲気にすっかり浸っちゃったせいなのか。今回は夢見心地のまま過ぎてしまって、記事にできるのかチョット心配ではありますが。
うつろな記憶を頼りに辿ってみると。

今回の出席者は前出のお三方を始め、yochyさん、coldginさん、蒼龍さん、元坊さん、濱鯨さんといういつものメンバーの他にも。
なんとyochyさんのお仲間のスパ娘さん、 A子さん、M代さん、チョコミンさんという4名の女性陣が加わって総勢13名。賑やかな宴となったのであります。

可愛いミニ鉄鍋で供される煮込みや揚物等、どのお料理も美味しくて。なんだか今回は、写真を撮るのも忘れて食べたり喋ったりに夢中になってしまったような。
Hasibukuro_2Nikomi_2Agemono_2
 
一夜明けた今日は、まるで夕べの事が幻だったのかと思うほどのイイお天気。
「幽玄の境地に至る関所」が「玄関」ならば。
あの時くぐったお店の玄関は、どこに通じていたのでしょう。

「あとはおぼろ あとはおぼろ」
なんだか朝から頭の中で、青江美奈さんの『恍惚のブルース』がリフレインしている私なのであります。

最後に、グルメッチーさんお疲れ様でした。
そして楽しい一夜をありがとうございました♪

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2008/04/28

最後の晴れ姿

あれほど待ち望んでいた春が暮れ、もうすぐ初夏が訪れようとしています。
冬の間、目を楽しませてくれた花々もそろそろ終わり。

超矮性のストックは一足早く盛りを過ぎてしまって。
先日の「青いアクセント」では、その最後の晴れ姿を駆け込みでUP
……したものの。
残りの寄せ植えも、どうやらピークを迎えたようです。

そこで今回は、それらの寄せ植えの最後のお披露目を。
 
07genkan_s08_4_genkan
↑去年の12月15日にUPした「冬の寄せ植え/その2」。
葉が痛んでしまったヒメツルソバは切り戻しましたが、一輪だけ咲いていたノースポールはたわわに花を咲かせています。
 
07hunging_s08_4_25hunging
↑去年11月30日に先陣を切った「冬仕度のハンギング」。
春の訪れと共に花数を増したミニシクラメンも、さすがに葉が黄ばんできましたが、薄紫のバコパは今を盛りと。
 
10_12hatuga_sRinamu
↑ポージィさんから種をお裾分けしていただいた 記念の「亜麻」の花も無事咲きました。ありがとうございます。

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2008/04/25

もう一つのピーク

Mouhitotuno●リターン雑記その12

もうすぐゴールデンウィーク。
日に日に青葉が茂り、新緑が目にまぶしい。

桜が春一番のクライマックスなら、春はこの時期もう一つのピークを迎える。

ツツジやコデマリが咲き始め、バラは蕾を膨らませる。
一方、冬を乗り越えたビオラやノースポールなどの一年草も今が盛り。
早春の花と初夏の花が競って咲き乱れている。


思えば冬の間は「やっと咲いている」といった感じだったのに。
今は花ガラを摘むのも一苦労。

日々花数が増え、どんどん大きくなっていく様を見るのは嬉しい。
けれど、咲き終わった花ガラを摘むのが追いつかなくなると、そろそろピークが近いとも感じる。

呆れるほど見事なクライマックスの後には、あっけないほど早い終わりが来る。

霜や雪に耐えて咲き続けてきた花々が見せる最高の姿。
それは、役目を終える前の最後の輝きなのだろうか。

美しいからこそ漂う終わりの予感。

爛熟の裏に潜む終焉の兆しは、熟れた果実の味わいに似て。
濃厚で、少し哀しい。

'05年4月29日

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