キンモクセイ
ふと、漂ってくる香りで、「ああ、もうあの花が咲いたんだ…。」と気付く時がある。その代表的なものは金木犀だろう。梅の香りは、ほのか過ぎて近付かないと分らないけれど、金木犀はある日突然匂い立ち、ドアを開けて一歩外に出ただけで、それと気付く。そして、「もうそんな季節になったのか…。」と、ある種の感慨をいだかせる。
芳香剤として、余りにポピュラーになってしまったために、「トイレの匂いだ!」と言う子がいると聞いた事もあるが、残念な話だ。バラやストック、ダチュラ等もかぐわしいけれど、とてもこれにはかなわない。インパクトでいえば栗の花もそうだが、雨上がりに、栗の木の下を通った時に立ちのぼる、独特のむせ返るようなそれは、じめじめした空気と相まって、あまりよろしくない。
黄金色の小花が、葉の付け根にびっしりとたわわに咲く様も美しい。普段は、それと気付かれずに佇んでいても、花の時期には他を圧倒するその存在感は、桜をも思わせる。
10月の初旬に漂う金木犀の香りは、秋だという事を改めて実感させるけれど、もの寂しい季節を、ちょっぴり嬉しくもさせてくれる。
花はまだ。なれば今回はイラストで。
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⇒ポージィの花etc.記: 金木犀のかおり
⇒すずめの巣: 木犀
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コメント
トラックバックをありがとうございます。
『ドアを開けて一歩外へ出ただけで、それと気付く。』
金木犀はまさしくそれですね。
実は家人は、私が金木犀の香りに感動していると
必ず「トイレの匂いがする」とちゃかします。
ですから、うちのトイレには金木犀の香りは
置かないことにしました。
投稿 ポージィ | 2004/10/05 13:27
ポージィーさんコメントありがとうございます。
家でもちゃかされそうなので言いませんが、
きっと誰も気が付いていないと思います。
投稿 nanbu | 2004/10/05 14:47
トラックバック 有難うございます。
なんとも不慣れな癖に、きのうは「こうさぎ」を
もらいに行って(ブログペットです)
そんなことで終わってしまいました。
きょうはやっと青空が見えました。
山が近くなっていました。
私は香りのある花は大好きで、
今年はラベンダーをリカーに漬けました。
金木犀も中国ではリキュールがありますね。
でもさすがにあの小さな花を摘んで漬けるのは
大変そう・・・
投稿 ひょん | 2004/10/06 12:48
ぴょんさんコメントありがとうございます。
ラベンダーのリカー漬けは知りませんでした。
ちなみに、ダチュラの香りから生姜をおもいだすのは、私だけでしょうか?
文字化けは相変わらずですが、テキストからコピぺしてみました。
投稿 nanbu | 2004/10/06 14:30