« 天衣無縫 | トップページ | たのしい乗り物 »

2004/11/23

鼻白む

日常何気なく使っている言葉でも、その意味を的確に表現するのが難しい時がある。
ニュアンスは解っているのに、それを説明する言葉が見つからない……。そんな時、結構マメに辞書を引く。その解説を読むたびに、「うまい事言うなあ……」と感心させられる。

そんな中で、ひとつ合点のいかない言葉があった。「鼻白む」だ。
「興醒め」とか「しらける」と言う意味だけでなく、何か+アルファがあるように感じる。その+アルファが何なのか気になり、例のごとく辞書で調べてみた。それによると「気後れした顔つきをする事」とある。…んー、何かピンと来ない。そこで今度は「気後れ」の項を見てみる。すると「恐れてひるむ事」とある。……?確かにそんなニュアンスも含まれていると思うけれど、なんか「しらける」からどんどん離れていくような感じ。そうなるとどんどん気になって来て、眠れそうもない。そこで、自分なりの解釈を考えてみたのだった。

例えばシチュエーション的には、子ライオンを見付けたハイエナが、獲物にしようと近付くと、陰から親ライオンが出て来て鼻白む……。これなら「恐れてひるむ」って感じだ。または、文句を付けに行った先の玄関に、獰猛な番犬がいて鼻白む……。これもイケテル。後は、偶然出会った憧れのスターに、サインを断られて鼻白む……。そんな感じだろうか。

そうやって考えてみると、どうやら「勢い込んで行ったものの、予想と反した展開にとまどい、気勢をそがれる……」そんな、オットットとたたらを踏む様な感じかなー?と自分なりの結論を下し、やっと安心できた私なのだった……。チャンチャン!

cristmas.jpg 
 
 
 
 夏越しも終わり
 日なたに戻した
 クリスマスローズ。
 これからが出番。
 

|

« 天衣無縫 | トップページ | たのしい乗り物 »

コメント

「鼻白む」ですか… 確かに微妙なニュアンスですねぇ。
本文を拝見して気付いたんですけど、恐らく僕が使ってる感じは微妙にズレてるのかなぁ… ?
いえね。
どう言ったらいいのかなぁ…(ホント言葉にするの難しいですね)
例えば、

何かをしようとした矢先に嫌な上司に「君、アレやっとけよ」と、これからやる事を指示されちゃってムカついてやる気がなくなった時のキモチ…

って感じで使ってました。
僕が「鼻白む」を使う時は、少しだけ悪意というか「やろうと思ったけど出来ねえじゃん」って感じが入ってるみたいです。

…間違い… ではないですよね?きっと。
(-ω-;)ウーン…

投稿: ろぷ | 2004/11/27 16:02

ろぷさん、ありがとうございます!

>ムカついてやる気がなくなった時のキモチ…

⇧わかる!あるある!!
「今やろうと思ったのになぁ〜。(ッたくモ〜!)」・・・これもまさしく「鼻白む」ですよね。

暗に「批判を受け」て「気勢をそがれ」て「気分を害する。」で、「興ざめ」。
下の(1)の解説にぴったり当てはまりますね。

@nifty:辞書
(1)批判を受けたり気勢をそがれたりして、気分を害する。また、興ざめする。
(2)きまり悪そうな顔をする。

ただ、私の感覚とは微妙にズレているのも確かだと思います。きっと、時代とともに言葉の意味が、少ぉ〜しづつ変わって来たんでしょうね。
実は、この記事を書いた時には@nifty:辞書の存在を知らなかったので、手持ちの辞書に頼ってました。(古い辞書って、今の感覚とは随分違うんです。)

その差が、ろぷさんとの世代の差だとしたら、寂しいなぁ…。(きっと、そうなんだけど…。)(^^;)

投稿: nanbu | 2004/11/27 19:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55071/2039218

この記事へのトラックバック一覧です: 鼻白む:

« 天衣無縫 | トップページ | たのしい乗り物 »