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2004/11/21

埒があかない

ある時ふと、「ラチがあかない」と「不ラチ者」のラチって同じ字だっけ……。と思い、いつものように辞書を引いてみた。「埒があかない」「不埒者」確かに同じだ。なら、「埒」の字の意味は?と読んでみると、「馬場の柵の事」とある。
……!!その時、その情景が一瞬の内に脳裏に広がった。つまり、馬に乗った人が馬場から出ようとしている(または入ろうとしている)。でも、待てど暮らせど門番が現れない……。このままでは埒があかないので、仕方なく馬から降りて自分で埒を開けた…。
どうだろう、昔の人はうまく考えたものだ。心の琴線に触れるというか、こういう瞬間が堪らないので、また辞書を引いてしまう。

さて、「埒があかない」に戻ると、「決まりがつかない。どうにもならない」。「不埒者」の方は、「程度を踏み外して、けしからぬ者」とある。「馬場の柵」が「物事の決まり・区切り」の意味になり、とうとう「世間の規範・倫理」にまで出世している……。
別に、昔頭の良い人が考えたと言うよりも、代々受け継がれて行く間に、淘汰され、熟成されてきたのだろうけれど。本当に、言葉は文化だと思う。

1116torenia.jpg 
 
 
 バラの鉢から芽を出した
 トレニアも、
 そろそろ終わり。
 お疲れさま。
 

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コメント

こんばんは。
「埒があかない」「不埒者」という言葉、何気なく聞いたり使ったりしていましたが、「埒」とはそういう意味だったのですか!初めて知りました。普段あまり調べるということをせずにいますが、言葉の意味や由来って面白いですね。そういえばこの「おもしろい」は、どうして「面白」って字を使うんでしょね?

投稿: ポージィ | 2004/11/21 21:22

ポージィさん、おはようございます。

>「おもしろい」は、どうして「面白」って字を使うんでしょね?

まってました!「生字引に聞け!」さんの10月24日付けの記事のお題がそれです。
私がトラバしてもらった翌日のテーマだったので、よく覚えています。

言葉の由来って、ほんとに興味が尽きませんね。

投稿: nanbu | 2004/11/22 07:19

「生字引に聞け!」さんの10月24日付けの記事、拝見しました。なるほどぉ!です。面白の字から、由来は顔が白っぽく見えることかな、までは思い至ったのですが、火を囲んでの語り合いのシチュエーションは思いつきませんでした。

投稿: ポージィ | 2004/11/22 17:38

>ポージィさん
改めて「面白い」の記事を読み返してみたんですが、ストロボ撮影での悲喜劇は、やっぱり面白かったです。(^.^)
私も、いっそ白くとばして欲しい。(・・・シワとかね。)(^^;)

投稿: nanbu | 2004/11/22 20:45

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