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2004/12/18

冬至十日目

今年は、12月21日が冬至。冬至と言えば、柚湯やカボチャを思い浮かべるけれど、冬至と書いただけで寒くなるような気がしてしまう。この日を境に昼の時間はどんどん長くなるのに、それでも寒さは序の口で、あと一月後の大寒に向かってまだまだ寒くなっていく……。車は急に止まれないというか、慣性の法則というか、一旦寒さに向かってしまうと止められないという事だろうか。

母が、よく「冬至十日目」と言っていた。冬至を過ぎて十日もすれば、畳の目一目づつ伸びた日脚にも気がつくのだと言う。今より暖房も整っていなかった昔の人は、そうやって春が来るのを待っていたのだろうか。
それよりもっと昔、太古の人々は日に日に短くなっていく日照を、どんなに心細く感じていた事だろう。暦など知らなければ、このまま夜が長くなって暗闇に支配されてしまうのでは……と、恐れたのではあるまいか。それだけに、少しづつでも昼が長くなっていく節目のこの日には、特別な想いが込められていたに違いない。クリスマスのお祝いも、そんな太陽復活の嬉しさを祝う冬至祭と合わさっていったと言う説にも頷ける。

今年は暖かいけれど、例年コートが欲しくなる12月の気温は、コートを脱ぐ3月から4月初めの気温と同じだと聞いた事がある。(コートと言えば、以前はレインコートのように薄地のもので、厚地のものはオーバーと言っていたのに、これも死語になってしまった……)大寒を乗り切れば暖かく感じられる気候も、寒さに慣れていない身にはより寒さが沁みるらしい。

今から、来年の立春を心待ちしている私。皆さまも風邪などひきませんように……。

rease
 


   
去年から使っているリース。
これは作り物だけれど、
昔の人が、冬でも緑の葉を茂らせている針葉樹を、
生命力の象徴として尊んだのもむべなる哉。
 
 

ポージィの花etc.記: 冬至さんにトラックバックさせて頂きました。

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コメント

前記事のコメントで予告していらっしゃったのはコレですね。
冬至十日目ですか、今年は大晦日ですね。私は日が長くなったのを感じられるかなー。
昔の人にとって太陽の恵みは絶大かつ偉大なものだったのですよね(世界各地に太陽神が)。今もそれは変わらないはずですが、電気の明るい光の恩恵にどっぷり浸かっている暮らしの中では忘れられがちです。自然への古人の純粋な気持を取り戻したいものです。

投稿: ポージィ | 2004/12/18 11:47

確かに今は何処に行っても明るいですよね。
暗闇よりは明るいだけいいですが、やはりお日様じゃなきゃイヤだと、駄々をこねたくなります。

>世界各地に太陽神が

私もかなりの太陽信者?だと思いますが、南半球の人達も太陽を待っていたんですもんね。
こればかりは仕方ありません。
寒いのは辛いですが、ここはひとつ日足が延びるだけでも良しとして、春を待つ事にいたします。(^.^)

投稿: nanbu | 2004/12/18 16:09

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