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2004/12/20

だ・である

もう、お気付きだとは思うけれど、この日常雑記は「だ・である」調の文章になっている。しかし、「だ・である」調ではどうしても不遜なイメージが付きまとう。そこで、先ずは「です・ます」調で書き始めたのだった。

最初の挨拶だけはそれでも気にならなかったが、書き進む内にどうも具合が悪くなった。私の文章力では、語尾が「です・ます」だらけになってしまい、まるでお手紙のよう……。しかも、固くてクドい。
3回程更新したところで、試しに語尾だけ「だ・である」に代えてみた。すると、行数が減る事にまず驚いた。これではクドくなるのも当たり前だ。そんな訳で、以後「だ・である」調で書く事にしたのだった。

雑誌などを読んでも、大抵は「だ・である」調。しかし、別段不遜な感じも受けない。それどころか、書いた方の人柄が偲ばれさえする。どうやら根本的な文章力で違いが出るようだ。(……当たり前ですね。)

自分で書く時も、なるべく「だ・である」で終わらない様に工夫しているつもり。でも、どうしても逃げられない時の方が多い。その点、手練た方の文章はやはり違う。中には、語尾に「だ・である」が一切出て来ないアッパレな一文まである。
しかも、遅ればせながらブログを始めて気がついたのだけれど、他の方のブログは圧倒的に「です・ます」調なのだ。やはりウェブにはそれに適した書き方があるようだ。(「あっちゃ〜」とは思ったけれど、もう遅い)
自己満足と言われればそれまでだけど、読んで頂きたいと思えばこそ……。努力だけは買って頂きたい。

ウチの子が小学生の頃、友だち数人とイタズラをして反省文を書かされた事があった。
保護者の責任として、一応書き上がったものに目を通してみてビックリ。なんとその文章は「だ・である」調で書かれていたのだ。
確かに論旨は通っていても、これでは「反省の意を表す」という主旨からは外れた印象を受ける。やはり、反省文は「です・ます」調の方が無難なようで……。

                 ●

実は、これは書いてはみたもののボツにしていた記事。
でも、よく伺がっているブログもげきゃっちさんで、インターネットの文章の技術。という興味深い記事を拝読し、せっかくの機会なのでトラックバックさせて頂きました。

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コメント

「だ。である。」調は、たしかに硬い文にする時に有効ですよね。もう問答無用の説得力をかもし出しちゃいますもん。ヘタをすると「反論できないオーラ」をビシビシ発してる時がありますもんね(笑)。

現に説得力がいる新聞の社説とかは「だ。である。」ですしね。

あ、モチロンこれは書き手によって合う合わないがあると思います。

しばらく前から通って拝見した感じ、nanbuさんの文って「だ。である。」調にも関わらず、不思議と「反論できないオーラ」が無いんですよねぇ。親しみ易いんです。
nanbuさんのその文体。ホントうらやましいですよ。

だって僕が「だ。である。」調を書くと、なんか子供が背伸びしてる感じがしてどうしようもない文になっちゃうんですよぉ。いやホントなんだから(笑)。
見習いたいですけど、なかなか…。
(6 ̄  ̄)ポリポリ

投稿: ろぷ | 2004/12/20 11:03

ろぷさん、ありがとうございます!
おこがましいかなと思ってボツにしていたのですが、ろぷさんの記事やコメントに、思わずトラバしちゃいました。

>不思議と「反論できないオーラ」が無いんですよねぇ。親しみ易いんです。

そう言って頂けると、なにより嬉しいです。(この気持ち、お分かりになります?)
「白地だと文字に対する説得力が増すけれど、コメントしずらくなる。」という旨を拝読して、「そうかもしれない。」と、ドキッとしたので…。(白地のせいにはできませんが。)

お陰でこの記事もUPできましたし、いいお正月が迎えられそうです。

投稿: nanbu | 2004/12/20 12:04

とても興味深い記事だったので なるほど語尾かぁ~と 翻って自分の書く記事の語尾って どうなってたんだ・・・・と思いましたよ・・・・で翻るまでもなくですが 僕の場合は まるで統一なんてないことに気づきました(^^)。

昔 野坂昭如さん・・・字が違ってるかな・・・・に傾倒してた時期があり 区読点を拒否しながら 息継ぎなしの長文を書いていた頃の名残りが いまだに残っているといえば残っています。

文体って いちどそれに慣れ親しんでしまうと なかなかそこからは抜け出せないですよね。

僕の場合 報告書のような箇条書きの文章を起こすほうが得意かもしれません。

投稿: nezimaki | 2004/12/22 16:11

nezimakiさん、いらっしゃいませ!
私が勝手に思っているのは、文章って「引っかからずにスラスラと読めるのが一番じゃないかな?」って事なんです。
ふさわしくない言葉とか、言い回しがあると「あれ?」と、流れが途切れてしまうし…。
勿論それを意図してやるやり方も、ありだと思いますけど。
(案外、その「あれ?」に書いた人の気持ちが出たりして、結構こわい!)
その点nezimakiさんの文章は、スーっと読めてしまえるので、「うまいなぁ〜。」と敬服しています。

>区読点を拒否しながら 息継ぎなしの長文を書いていた頃の名残りが

そ〜なんですよね!
「、」を付けずに一字分のスペースを空けている事にも、随分後になって気がつきました。
やっぱ、それだけさり気ないんですよぉ。

以前書いた事ありますけど、nezimakiさんの文章には
ゆったりとした時間が流れているようで、好きです。(^.^)

投稿: nanbu | 2004/12/22 17:10

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