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2005/02/05

宇宙の果て

見て見ぬフリではないけれど、私には考えないようにしている事がある。
それは、「宇宙の果て」。

子供の頃から気になってはいたけれど、考えても結論など出る訳もない。そしていつからか、考えるのをやめた。(とか言いながら、時々頭の中の引き出しから取り出してるんだけれど)

子供の頃って、分らない事や知らない事だらけ。それが、成長と共にだんだん理解出来るようになって…。きっといつかはこの疑問にも、答えが見つかると期待していた。けれど、未だに納得する答えには出会っていない。

何も無い虚無にわずかな揺らぎが起きて、いつしかその振動が大きくなり、ビッグバンへと向かったのだと言う。

・・・はぁ、そうですか。
きっとそうなのだと思う。でも、私が知りたいのは、それとはちょっと違う。「何も無い虚無」を内包する「空間」が何なのか知りたいのだ。何も無いだけだったら、魔法瓶の中の真空だってそうだ。でも、その真空だって魔法瓶という容れ物に支えられている。

「何も無い虚無」から始まったとしても、それが存在した「空間」はあったはずで、それは「宇宙の果て」と同じだろう。その「空間」さえ無かったと言うなら、それはもう、存在すること自体が矛盾している二律背反の世界だ。そう考えると、あまりのスケールの大きさに立ちすくんでしまう。

この手のお話は、大抵「そう考えると、人間の存在なんてちっぽけなもの。小さな事を心配するのはバカらしいですね」などと結ばれるのが常。確かにその時は、「うんうん、そうだよね」と気が大きくなるんだけど……。

最近好きなCMでこんなのがある。懸賞でDVDが当たる。「スイッチ入れたら、もの凄い臨場感!スイッチ切ったら・・・ものスゴ〜イ生活感……」(うぅ〜んイイ!)

広い夢想の世界に翼を広げている間は、煩わしい事もちっぽけに思える。でも、現実の世界に戻った途端、それらは現実のものとして目の前に現れる。

・・・あぁ、そろそろ日も陰りだした。洗濯物を取り込もうかなぁ……。
冬って、洗濯物の乾きが悪くて困る。

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コメント

誰だったか哲学者のヒトが言ってたのは、
宇宙の「無」を囲む壁などない。この世の全てのモノを囲っている壁こそが「無」なのだ
とおっしゃってました。
今現在の僕的にはこの考え方で一応は納得してるんですけどね。

人間の作り出した小さな真空が魔法瓶に支えられているように、この世の物質、空間が「無」に支えられてる…
んでその先は… 「無」だからもう無いの。

なんだか逃げてるような気がしないでもない発想だけど、考えれば考えるほど頭がクラクラしそうです。

投稿: ろぷ | 2005/02/05 11:48

ろぷさん、頭がクラクラするような問題に、お答え頂いて嬉しいです。(^^)

>この世の全てのモノを囲っている壁こそが「無」なのだ
とおっしゃってました。

「有って無きがごとし?」「色即是空?」
・・・あぁ!わからない!!

でも、
>この世の物質、空間が「無」に支えられてる…
ってなんか納得出来ます。

>んでその先は… 「無」だからもう無いの。

好きだなぁ、コレ。もう無いのね…。(案外真理を突いてるのかも。)

・・・今夜眠れるかしらん…。

投稿: nanbu | 2005/02/05 15:31

私はときおり、私たちの知りうる総ては、
巨大な何かの内臓の臓器の一つのなかだった・・・・と言うのを考えています。

私たちは、暴走する癌細胞なんです・・・・・
地球に生まれて地球を破壊し、転移し始めようとしている・・・・・・
と言うお話です。お話に過ぎませんが。
難しすぎて書けません。

私は、私の中にあるものが、私より大きいんではないかと思うことがあります。
不思議な事です。
内と外のガイネンって、おもろいかな。
外に限るは 鬼ばかり。

投稿: ひょん | 2005/02/06 12:59

ひょんさんも、クラクラしに来てくれて、ありがとうございます。

>巨大な何かの内臓の臓器の一つのなかだった・・・と言うのを考えています。

私も、手塚治虫さんのマンガで同じような説を読んだ時、「それもアリかな?」と思いました。
微生物にとっては、人間の体があまりにも大き過ぎて、生き物の中にいるなんて気づかないように、人間も気づいていないだけだと…。あ、でも、やっぱり今度はその巨大生物の外側が気になるんだった…。

>私は、私の中にあるものが、私より大きいんではないかと思うことがあります。

異議無ぁ〜し。「ドラえもん」のポケットが、四次元の世界に繋がっているようにネ。

>外に限るは 鬼ばかり。

人間も、薄い皮膚でバイ菌から身を守っているわけで…。
極端な無菌状態は、却って免疫力の低下を招くそうですよん。

投稿: nanbu | 2005/02/06 16:21

そうですかー。
手塚治虫さんの漫画は読んだ事が無かったですが、やっぱり偉大な方ですね!!!
私が考えなくって済みそうです。良かった。
寝よっと。

>あ、でも、やっぱり今度はその巨大生物の外側が気になるんだった…。

 それはお決まりで、巨大生物の住む世界がさらに巨大生物の内側でその巨大生物の住む世界がさらにまたもっともっと多き物の内側に過ぎなくて
・・・・・・・・・
きりがありません。
(これでは眠れなくなってしまいますね。:笑)

投稿: ひょん | 2005/02/08 10:47

>ひょんさん
>やっぱり偉大な方ですね!!!

いつも色々な発想で驚かせてくれるひょんさん。
「巨大な何かの内臓説」。ひょんさんなら考えそうな事だと思いましたよ。(^.^)

>・・・・・・・・・
>きりがありません。

そうなんです〜。結局どうどう巡りで…。
真理を追究するか、寝るか…。
となれば、「寝る」を取るのがワタクシの限界みたい。

投稿: nanbu | 2005/02/08 15:30

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