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2005/04/14

春の中に…

4_14haruni待ち焦がれた桜の季節が過ぎれば、もう爛漫の春。
葉桜になる頃には、周りの木々も青々とした葉を茂らせ始める。
そしてそれは、桜前線の後を追ってゆっくりと北国へ続いていく……。

草花の種蒔きでは、冬を控えた秋蒔きのものは、秋のお彼岸を挟んだ一週間の内に済ませなければならず、慌ただしい。けれど、春蒔きはゆっくりと構えていられる。
逆に、桜の花より早く蒔いてしまうと、寒の戻りで失敗したりする。急がない方がいいと言われるのは、多少遅れてもこの時期の成長は早く、すぐに大きくなってくれるからだ。

三寒四温と言われるように、それまでは、暖かい日があったかと思うと、急に冷え込んだりして、油断がならなかった。でも、これからは心ゆくまで春を満喫できる。

そりゃぁ、きのう、おとといも寒かったけれど、それも花冷えと思えば我慢もできるし。この青空なら、きっと今日は暖かさも戻って来るだろう……。

この前までは、朝起きたらソソクサと上に羽織るものを探し、暖房を入れなければならなかった。その寒さを考えれば、トイレに行くのさえおっくうだった。そんな些細な事にも、もう気負わなくて済むのだ。

そうやって、冬の間無意識にコワばっていた体から、ゆっくりと力が抜けてゆく。
身構えていた心も、この季節の中ででは、ゆったりとほどけていくような気がする。

すべてが、春の中に溶けてゆくような気がする……。

4_14kyuret3
 
 
ブログすずめの巣のひょんさんから頂いた
フレンチラベンダー・キューレットが
花を咲かせました。
ウサギの耳のような苞葉がカワイイ。

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コメント

咲きましたね!!
ずっと前から
「nanbu家のお嬢さん」みたいな顔しちゃって

このラベンダー、元はと言えば、
ホームセンターで 大量に売れ残って
誰も目もくれない様になってしまっていたものを買ってきて 剪定の時に挿し木をして増えていったのです。

こんなに可愛がってもらえてさぞ 喜んでいるでしょうね。


八重桜が咲いたら、室内に置いた物を外に出して心配が無く、春植えのもの、植え替え作業なども 適した時季と言いますよね。

八重桜が咲いてしまえば「春も底まで着た」と言う感じがします。

投稿: ひょん | 2005/04/15 09:06

>ひょんさん
>こんなに可愛がってもらえてさぞ 喜んでいるでしょうね。

いえいえ。たいした世話はできませんが、大事にさせて頂きます。(^.^)
ありがとうございました。

>八重桜が咲いたら、室内に置いた物を外に出して心配が無く、春植えのもの、植え替え作業なども 適した時季と言いますよね。

そうそう、本当は桜と言っても、少し遅れて咲く八重桜を基準にした方が安全なんですよね〜。
せっかちな私は、「お花見が済んだらイイや。」と勝手に解釈してるんですけど。(^^;)
それにしても、これからの時期の成長の早さには驚きますよね。勝手に育ってくれるって感じで…。
冬の間の気苦労がウソのようです。

投稿: nanbu | 2005/04/15 10:24

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