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2005/04/10

散りゆく花びら

4_9hanabira吹く風に誘われるように、桜の花びらが散ってゆく。

一体、どれだけの花が咲いていたのだろう。
どの花が散っているのかさえ、分からないほどだ。

この前の「幸せの味わい」でも書いたけれど、湯舟から溢れるお湯に感じるような…。
散ってゆく花びらを見ると、いつもそんな「勿体なさ」と裏腹な、惜し気ない贅沢を感じる。

それでも幾日か経つと、その豪華さにもやがて翳りが出始め、葉桜になっていく……。
華やかであればあるほど、祭りの後には、いつだって一抹の寂しさがつきまとうものだ。


しかし、春はなんと贅沢な季節なのだろう。
それまで桜の陰に隠れていた花々に目をやれば、今を盛りとばかりに咲き競っている。

それはまるで、散りゆく花を見る切なさを哀れんで、埋め合わせようとしてくれているかのようだ。
いっときの寂しさを見送り、咲き匂う花々に見とれる……。

そんな季節がやって来た喜びを、しみじみ噛み締めたくなる。

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コメント

地面を覆った花びらが、まるで雪のようですね。
(冬に逆戻りした今日はますます雪に見えたかも)
私は、散り始める前の満開の桜を見上げるときと、散り降る花びらの中で見上げるときとでは明らかに心境が変化します。
前者では満面の明るい笑みを伴う感動で、後者では涙を伴いそうな切ない感動です。
散るさまを見るときはやはり「あはれ」を感じるのかしら。
今年の関東の桜の季節は終わりましたね…

花々が次から次と咲く春は、ほんとうに、なんと贅沢な季節なんでしょう。大好きです。

(ちょっと的外れコメントですみません)

投稿: ポージィ | 2005/04/12 22:12

>ポージーさん
>(ちょっと的外れコメントですみません)

いえいえ、ジャストミートのコメントありがとうございます。

ユーミンの『14番目の月』は、「次の日から欠ける満月より1日前の月が好き。」って歌なんですけど。
ず〜とこのままでいてくれたら…。って思っちゃいますよね。
ピークが過ぎていくのを見るのは、切なくて。
でも、つかのまだからこそ、毎年この時期が待ち遠しいわけで…。

>大好きです。

やっと、大好きな春が来ましたね。(^.^)

投稿: nanbu | 2005/04/13 07:27

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