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2005/06/19

世慣れた雀

suzume先日のこと、植木に水やりしようとバルコニーのドアを開けたら、すぐ目の前にいたスズメと鉢合わせしてしまった。

当然のように、スズメは跳んで逃げていく。

・・・?
しかしこの場合、やはり不精せずに、「飛んで」逃げていくのがスジではなかろうか。(せっかく翼を持ってるんだから)

最近の雀は、ずいぶん警戒心が薄くなったと思う。
昔は、足で逃げるのは鳩くらいだったのに。


茶色の帽子をかぶり、ホッペに黒いほお紅を差したような、スズメの顔は可愛らしい。

ヒヨドリとちがってスズメはフンも小さいし、しぐさも愛らしいので、ついつい頬が弛んでしまう。
そんな気持ちを知ってか知らずか、世代交代するにつれ慣れてきた。

一度、あまり楽しそうにしているので、窓辺で「チュチュッ」と舌を鳴らした事がある。すると、待ってましたとばかりに窓に向かって突進してきた。(ホントにぶつかりました)

危ないアブナイ。これでエサでもやったら結果は目に見えている。
いくら小さなフンでもチリも積もれば大変だ。
だから、それだけはグっとこらえているのだけれど……。


何年か前、親子のスズメがバルコニーの端にとまっていた。
すると親鳥は、「ここで待っててね」とでもいうように、エサを探しに飛んで行ってしまった。

「ちょっと、ちょっと親御さん!」
残されたヒナが心細そうにうずくまってますヨ。

ヒナといっても体は親と変わらない大きさ。
けれど、飛べるようになったとはいえ、まだくちばしの黄色いヒヨッ子だ。
(足もくちばしも、ホントに黄色かった)
こちらを信用してくれるのは嬉しいけれど、あまりに無防備な。

しかし、その傾向はウチに来るスズメだけではないような気もする。
世慣れているというか、何というか……。
愛嬌を振りまいて、浮き世を軽々と渡って行く。

・・・う、うらやましい。
そのアッパレな態度に、ツメのアカでも煎じて飲みたくなってしまった。

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コメント

かわいいですねぇ!
nanbuさんのお宅に来るスズメは、随分世慣れ・人馴れしていて
怖がらないんですね。
スズメは警戒心が強いほうだと思っていましたが。
きっとnanbuさんの優しさが伝わっているのだわ。(^^)
でも、いくらなんでも窓にぶつかるほど突進してこなくても(^^;)。

投稿: ポージィ | 2005/06/20 22:06

>ポージィさん、おはようございます!

>スズメは警戒心が強いほうだと思っていましたが。

昔はそうでしたよね。
でも、10年程前プールに行った時、柵に隔てられた植込みの中で、お客さんからお菓子をもらってるのを目撃した事があります。(私も柿の種を…)
あの頃から、変わってきたと思いました。
それはスズメだけではない様で、先日も多摩川べりの公園で、ハトに交じってツガイの鴨が地面にベッタリとしゃがみ込んでいました。
ほんの2〜3mの所を通ったのに、腰を浮かしもしませんでしたよ。

>でも、いくらなんでも窓にぶつかるほど突進してこなくても(^^;)。

ほんとにねェ〜。網戸越しだったのが幸いですが、勢いあまってって感じでした。(^^)
スズメって、年に何回かそんな浮かれ騒ぎをする事があるみたいです。

投稿: nanbu | 2005/06/21 07:31

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