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2005/06/04

橋の下

5_28burakiこれは、日本古来の伝統なのだろうか。
昔の親達は、子供に「橋の下で拾って来たんだよ」と言うのが好きだったらしい。
私も言われたし、「あ、自分も言われた!」という人は多い。(皆さん、それぞれ固有の橋を持っていらっしゃる)

ところで、ウチの実家の男達は、私以外全員理科系の脳をしている。

その製造元の父は、休日になると嬉々として自転車やスクーターの手入れをしていたものだ。その例に洩れず、長兄も次兄も機械いじりが好きで、ハンダ付けするための工具類なんかが当たり前のようにあった。

そのエンジニア達は、簡単な電気製品の修理などは朝飯前。
そんな時には、プラモデルを作っていた子供の時分と同じ顔になる。

長兄は秋葉原で買って来た部品でコンピュータを作ったというし、プログラマーの次兄もラジコン飛行機の設計のために、3Dを始めたという。

だから、コンピュータ・エンジニアである姪の旦那さまとも気が合うこと、話が合うこと。彼等の会話は、私にはとても日本語と思えない。

だけど家内に言わせると、私も理科系人間なのだという。
でも、そんな様子を目の当たりにしてきた私は思う。
やはり何か根本が違う。

確かに中学の科学は好きだった。
けれど、高校生になっての物理の時間。
電気のコンデンサでコケた私は、やはり毛色が違うようだ。

電子の動きと電流の流れが逆になる。それを頭の中で実感できないと納得しない私は、授業中ずぅ〜っとそればかり考え、結局落ちこぼれてしまった。(そもそも、電子をプラスという事にしてくれれば、プラスされた方が+になって分かりやすいのに……)

兄に言わせると、数学の公式のように「そんなものだ」と思わなければいけないのだとか。
納得できないなら、それなりに探究すれば別の道が開けたかも。
でも、家に帰ると忘れてしまうところが、いかにも私らしい。

機械いじりより、土いじりの方が好きな私。
こうなると、橋の下で拾われて来たという話も、なにやら信憑性を帯びてくる。

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