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2005/06/25

路傍のオオバコ

雑草と言ってまず思い浮かべるのは、このオオバコではないだろうか。
野草と書かずに敢えて「雑草」と書いたけれど、わざわざ踏み付けられるような所にばかり生えている。

逞しく生きる事を「雑草のように生きる」なんて言われるけれど、踏まれてもなお立ち上がる様は、まさに雑草の鑑(かがみ)。

しかし、そんなオオバコを哀れんで、踏まれぬように柵で囲ったとする。
すると、やがてより競争力の強い植物に駆逐されてしまうのだとか。
つまり、踏みつけにされ、足蹴にされるような、劣悪な環境でしか生きられないということである。

「不幸な星の下に生まれた」と言うのは、まさにオオバコのことを言うのではあるまいか。

しかも、虫食いの跡の無いのを探すのに苦労するほど。
(オイシイって事ね)
さらにさらに、傷や腫れ物に効く薬効まであるというのだから、その健気さは哀れを誘う。
虫ばかりか、人の役にまで立って……。

散々じゃけんにされて、都合の良い時だけ利用される。

あぁ。なにやらひと事とも思えず、書いてて辛くなってきた。
もう、コレ以上は何も言いますまい。

でも、惜しみなく与える、慈母の様なあなたのその生き方は立派だと思う。
ただねぇ……。


やっぱ地味過ぎだしぃ!

oobako2
 
 
 
 
ガンバレ!オオバコ。
 
 

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コメント

まぁ… オオバコがこんなさだめ(運命)を負った草とは知りませんでした。
子供の頃は、どこにでもあって、あって当たり前の草だったのに、
この辺りではたまにしか見かけないんですよ。
それにしても、葉も花穂?も硬そうで頑健そうなのに、
それは身を守るせめてもの鎧で、実は繊細なのですね。
なんて複雑なんでしょう。

投稿: ポージィ | 2005/06/25 11:32

>ポージィさん、ありがとうございます。

私も、「何を好き好んで、こんなトコばっかに…。」
と思ってたんですけど。
昔何かで読んで、生存競争の厳しさを知りました。
外見の頑健さと競争力は、また別のようです。

>この辺りではたまにしか見かけないんですよ。

ウチの近所でも、探してみたら意外に少なかったです。
写真は多摩川べりで撮ったものですけど、
どんどん過酷な環境に追いやられてるみたいですね。

これでカワイイ花の一つでも咲かせてくれれば、
もうちょっと見る目が変わるんでしょうけど。

オオバコの写真を撮る!と決めて出掛けたのに…。
いざ対面したら、カメラを向ける気がしぼんでしまう程、地味でした・・・。

投稿: nanbu | 2005/06/25 12:26

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