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2005/06/13

メロンの編み目

6_04isotoma2メロン様、あなたはどうしてメロンなの?

のっけからおかしな事を書いてしまったけれど、私はメロンの編み目を前にすると平常心ではいられなくなる。

控え目な薄緑色に、白い筋が神々しく浮き上がって、……あぁ、もうダメ。

オレンジ色の果肉をした夕張メロンと共に、マスクメロンは果物界のセレブな御夫妻のよう。(アンデスメロンにも編み目はあるけれど、ちょっとありがたみが違う)

子供の頃、果物自体が高級品だった。

ドラマなんかでは、お見舞いのフルーツ・バスケットに必ず入っていたけれど、こちらはテレビで見るだけ。
たまに、そのフルーツ・バスケットの絵が描かれた包みを携えて、お客さまがいらっしゃる事があった。
子供の私は、それだけで期待に打ち震えていたものだけれど、たいてい包装紙を開けると中はみかんでガッカリ、の繰り返しだった。

そんな庶民の味方はプリンスメロン。

これなら食べた事があった。
初めてマスクメロンを食べた時、「同じ味じゃン」と少々落胆する程、これも美味しかった。

そのマスクメロンだけれど、「麝香」のMuskから名付けられたとか。
でも、メロンソーダとかメロンパンとかで馴染んだ、あの香りと違う。
香りもやっぱりプリンスメロン似。(それは千○屋のメロンでも同じ)

それがずぅ〜っと不思議だった。

ところが、ある時メロンソーダに添えられていたメロンの欠片を食べて、そのナゾが解けた。
いじましく皮ギリギリまでかじった時、ほんのりとあのメロンの香りがした。

どうやら、皮の近くならあの香りがするようだ。
(種の近くの方が美味しいけれど、近いほどプリンスメロンと似てる気がする)

まぁ、プリンスだろうがアンデスだろうが、美味しいことには変わりはないし。
あんまし違いが分からない方が、私には幸せなのかもしれないけれど……。

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