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2005/07/28

集団心理(未知との遭遇編)

7_22hanabi以前住んでいた所も多摩川が近かった。そして、その土手からは某遊園地の花火がよく見えた。

20年ほど前の、ある花火大会の日。
例年通り、土手には数十人の観客が一列になって花火見物をしていた。

花火の打ち上げ筒の数には限りがあるのだろう。
続けざまに打ち上げられた後には、少し間が空くのが常だ。

「早く次が始まらないかなぁ……」
そう思いながら、私は今まで打ち上げられていた辺りを見ていた。
すると、ちょっとずれた場所から火玉が上がった。

遠くて音は聞こえないけれど、「ヒュルヒュル……」と昇っていく。
さぁ、後はバ〜ン!と景気良く……。

1秒、2秒。……しかしどうしたことだろう。
その火の玉は爆発するでもなく、消えるでもなく、そこに留まっているのだ。

「なに?あれ」と、家内とささやいていると、それはツツーっと横移動を始めたではないか!
そうなると、周りにもどよめきが広がっていく。

「……UFOだ。」あちらこちらから声が上がりだした。

しかし、そういった時の集団心理というのは面白い。
これが一人っきりなら「マスコミに知らせなきゃ!」とか考えて、花火どころではないかもしれない。けれど、これだけあからさまに姿を見せられると、そんな気も起こらない。
だって、周りの人達もいっぱい目撃してるんだから。

「みんなが見た」という安心感のせいらしい。続きの花火が始まると、周りの人達はすぐに興味を無くして、元のように花火に興じ始めた。

そりゃぁ、一年に一度の花火大会。楽しまなきゃソンである。
でも、さっきのUFOは、わずかに上下運動を加えながら、二つになったり合体したりを繰り返して、西に向かって飛行しているのに……。

あれは、一体何だったのだろう。
UFOにも驚いたけれど、そのまま何事もなかったかのように、花火見物が続いた事の方が不思議だ。

……それにしても、花火の真似をするようなお茶目なUFOさん。
みんなに無視されて、傷付いちゃったんではなかろうか……。

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コメント

未知との遭遇じゃないけど、花火という話題に早速トラバさせてもらったよ。

投稿: nezimaki | 2005/07/28 18:25

>nezimakiさん

TBありがとうございます、さっそく拝見してきました。

「へいかりな」みたいな勘違い。
私もかなり思い込みが強い方なので、ひと事とは思えませんデス。(笑)

投稿: nanbu | 2005/07/28 19:37

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