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2005/07/13

懐かしのリュックサック

リュックサック。
懐かしい響きだけれど、今でもその名で呼ばれているのは嬉しい。
てるてる坊主を吊るして、待ちに待った遠足の日。
目的地に着いて、それを開けるのが楽しみだった。

そして、遠足と言えばお菓子はつきもの。
プリントには「おやつは○00円まで」とか書いてあって、友達と一緒に買い出しに行ったものだった。

当時はスーパーマーケットが登場したばかりの頃。
何とか予算内に納めようとヤリクリするのは、ちょっと大人になったようで嬉しかった。


あれは、何年生の時だったろうか。

待ちに待ったお弁当の時間、リュックを開けて驚いた事があった。
そこには自分が買ったお菓子の他に、バナナや覚えのないお菓子が入っていたのだ。

どうも母は、子供が予算内で揃えたお菓子の少なさを、不憫に思ったらしい。

しかし、親の心子知らず。
その時、私はちょっとイヤな気分になった。

「せっかく自分で計算したのに……」

自分が決まりを破っているという後ろめたさ。
自分の努力を水の泡にされたような思い。

なにせ遠い昔の事とて、うろ覚え。
もしかしたら、お菓子はなくてバナナやリンゴ等の果物だけだったのかもしれない。
そして母は、「果物はデザートだからお弁当の内」なんて言い訳を考えていたのかも。

それよりなにより、高度経済成長の始まりで、末っ子の私の番になって、やっと「好きなものを持たせてやれる喜び」を感じていたのだと思う。

しかし、子供らしい律儀さで「果物はおやつ」としか思えなかった私には、それが理解できなかった。

いや、本当はね……。
最後の「親の喜び」だけは、うっすらと分ってました。
だから帰ってから文句は言いませんでしたヨ。(たぶん……)

koboredane
なぜだか今年は
アチコチからこぼれ種が芽を出しました。
左から、ペチュニア、クフェア、
ノースポール、トレニア、ラベンダー。

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