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2005/08/15

雨乞い

8_15konote私には、密かに「雨乞い」と呼んでいる行為がある。
それは、バルコニーに並べたコノテガシワに水やりする事。

今のマンションに越してきたばかりの頃、一鉢300円のそれを見つけた時、「コレしかない!」と思った。手すり沿いに並べれば、屋根瓦ばかりの景色よりいいし、適度な目隠しにもなってくれそう……。
そう思って買い込んだのだった。


ところで、夏の強烈な日射しを受けた草花は、すぐにグッタリしてしまう。
その姿は、「お水ちょうだい!お水ちょうだい!」と叫んでいるよう。
まるで、巣の中で我れ先にエサを欲しがるヒナ鳥のようだ。

そんな様子に追い立てられて、この季節は毎日水やりしている。
さらに、朝やってもすぐに乾いてしまうので、夕方また水をやらなければならない。
その度に、バケツ1〜2杯の残り湯を風呂場から運ぶのもなかなか大変だし、ちょっとウンザリする。

その点、針葉樹のコニファー類は、あまり見た目に変化がない。
よく見れば下葉が枯れ上がったりしているけれど、朝夕の水やりに追われていると、とてもコノテガシワまで手が回らない。

いつも「ゴメン!また今度ね」と勘弁してもらっているんだけど。
(我慢強くて手がかからないものほど、後回しになっちゃう)
そうやってグズグズしている内にも雨が降って……。というパターンに毎回救われている。(見かねた家内がやってくれることも)

それでもなかなか雨が降らないと、さすがの私も「そろそろヤバいかな?」と思いはじめる。
そうなってから、やっと年貢を納めるのがいつもの事だ。

とはいえ、いつかは雨が降る。
だから、「いくらなんでも……」と私が重い腰を上げる頃には、次の雨が降る確立が高いという訳。
そして、「せっかく水やりしたのに……」と、降る雨を恨めしく眺める事になる。

……で、「コノテガシワに水やりをすると雨が降る」というジンクスの出来上がりである。


小学生の頃、「手のかかる、やんちゃな生徒ほど記憶に残る」と言う先生の言葉に、ちょっとガッカリした私。
だって、おとなしい自分は忘れられちゃいそうで……。

でも、それは勘違いだったのかもしれない。

……こんな自分を顧みれば……。
私もけっこう「お水ちょうだい!」と叫んでたりして……。

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コメント

あはは!!

私も 三者面談で 先生も母親も
何にも話題が無くて 困って愛想笑いされたですよー。
手をかけないことが 誇りだったけど、
今思うと 淋しい~。
わ、忘れ去られはしないけど、
気配が無い時がありますね・・・(謎)

その反動を生きてる ってところかなぁ、今は(笑)

投稿: ひょん | 2005/08/17 11:29

>ひょんさん、ありがとうございます!(^^)

>手をかけないことが 誇りだったけど、
>今思うと 淋しい〜。

きっと、思いやりのある、良い子だったんでしょうね。(^^)

>気配が無い時がありますね・・・(謎)

それ、分かります。ウチの家内も、そうです。
私が失敗した時、二人で同席してたはずなのに、不思議と家内の気配がないんです。
そして、私一人が恥をかいていきます。(笑)

>その反動を生きてる ってところかなぁ、今は(笑)

あは!(^^)
可愛くて、綺麗な花をいっぱい咲かせましょ♪

私は・・・水は欲しがるんですけどねぇ…。(苦笑)

投稿: nanbu | 2005/08/17 14:47

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