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2005/09/02

撮影現場その2

それは、いつも「ピンポ〜ン!」というインターホンの音から始まる。

突然の依頼は、最初の撮影があってから数年後のことだった。
最初があまりにもアッサリと済んでしまったので、何も考えずに今度もOKしてしまった。

しかし、前回は主人公の訪問先という設定だったけれど、今回は犯人である主人公のお住まい。
しかも、2時間のサスペンスドラマである。
そんな簡単に済むハズもなかった。

狭い2LDKは大勢のクルーで溢れるばかり。
寝室にはちゃっかりとハンガースタンドが置かれ、結構な量の衣装が掛けられている。
そして、仕事部屋にはライトの支柱や撮影機材が所狭しと並べられた。

なんでも、夜のシーンから先に撮影するとか。
窓という窓には外側から黒い暗幕が張られ、完全に外光が遮断された。
なんのことはない、家中丸ごとスタジオに変身である。

そんな中にいらっしゃったのは、犯人役の根岸季衣さんと、その友人役の大島智子さん。
が、何といっても殺人事件がらみのサスペンスドラマ。
お二人とも役に入り込んでいて、声を掛けるのも憚られるような御様子。

そんな重苦しい雰囲気の中、撮影が始まった。

洗面所には監督さんが陣取り、モニターを覗いている。
「見ますか?」のお言葉に甘えて拝見したその画面。
そこに写っている部屋は、いつも見慣れた我が家とは思えなかった。

さらに撮影が佳境に入ると、女優さん達は台所で包丁を振りかざして「死ぬの生きるの」という熱演を繰り広げだす。
根岸さんが、泣いてすがりつく食品ストッカー(取っ手がタオル掛けになるというスグレモノ)。
そこには、ウチでいつも使っているフキンが写っているのに……。

……その時になって、初めてえらい事になったと悟った私なのだった。
 
8_18sikuramen
 
 
 
新芽を出した
ミニシクラメン。

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コメント

nanbuさんのお宅って、知る人ぞ知るお宅なのですね。
「撮影現場その1」でも、すっかりミーハー気分でスゴイスゴイ!と
思っていましたら、「撮影現場その2」では、なんと内部までしっかり
ドラマの舞台になってる!!!
そこで有名な俳優さんが迫真の演技をされている!!!
nanbuさんのお宅拝見ツアーはないのですか?
あったらぜひ参加してお宅&お庭拝見後、
nanbuさんにサインいただきたいです。
 
ミニシクラメン、見事に夏越しですね。おめでとうございます(^^)。

投稿: ポージィ | 2005/09/03 09:41

>ポージィさん、こんにちは!(^^)

>nanbuさんのお宅って、知る人ぞ知るお宅なのですね。

いえいえ、そんなことはございません。(^^;)
ロケ場所を選んだり、つつがなく撮影が進むように手配するのが「進行管理」のお仕事らしいです。
その方が、たまたま通りかかって見つけたのがウチだったという事で…。
(だから、いつも突然なんですよね〜。)

後で大島さんに伺ったところによると、引き受けるお宅ばかりじゃないそうです。
(じゃあ、OKした私って・・・。)

たしかに、いい事ばかりじゃなくて…。
次回はその苦労話もさせていただきます。

>ミニシクラメン、見事に夏越しですね。おめでとうございます(^^)。

ありがとうございます♪ミニは丈夫で助かりますね。
後は、いつ花が咲くかが問題なんですけど。(^^;)

投稿: nanbu | 2005/09/03 10:52

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