付かず離れず
最近あまり聞かれないけれど、「スープが冷めない距離」というのは、世帯間が良い関係でいられる距離を表す言葉として有名だ。
「付かず離れず」といった距離感が絶妙のバランスなのだろう。
この、不即不離の関係は、良好な人間関係を保つ上でも基本のような気がする。
四六時中顔を突き合わせていれば、そうそう良い顔ばかりはしていられない。
でも、たまに会うぶんには「良い人」でいられる。
だったら、気の合う相手となら…?
それでも、あまりに関係が密になると、その分相手を許せるキャパシティが狭くなる。
変な言い方だけど、親しくない人から言われたり、されたりしてもあんまり気にならないのに。
同じ事を、親密な人からされると許せない気持ちになるのは何故だろう。
相手が、よく知らない人ならガードできるのに。
気を許した人には無防備になってしまって、受けるダメージが大きいからだろうか。
青春時代なら、お互いの行き違いをとことん話し合う事もできる。
しかし大人になってしまったら。
そんな、夕日に向って「バカヤロー!」と叫ぶような情熱も冷めてしまう。
「親しき仲にも礼儀あり。」とはよく言ったもの。
ある一線を越えてしまうと、かなり危険ゾーンに踏み込んでいる、という自覚が必要なのかもしれない。
以前子供の入園式で、先生が「お母様同士仲が良くなるのは結構ですが、お互いの家の冷蔵庫の中身まで、知るような仲にはならないで下さい。」とおっしゃった時、「はぁ?」と思ったものだった。
確かに、幼稚園での活動は親が関わる事が多い。
万一親同士が不仲にでもなろうものなら、どちらかが転園せざるを得ない事態にもなりかねない。
もちろん、誰だってそうなりたいわけじゃない。
けれど、あまりに親密になりすぎると、そこまでこじれる事もあながち無いとは言い切れない。
先生の言葉は、きっとそれを心配しての事なのだろう。
普段はお互い拘束しないけれど、たまに会った時には話に花を咲かせる…。
なかなか会えないから、ついつい長電話してしまう。
結局、そんな付かず離れずの関係が、一番長続きするのだろうか。
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コメント
nanbuさん
こんばんは、毎日30分(4km)ウォーキングをしていても風邪をひくぽぱいです。
いや~先生のおっしゃった…
「お母様同士仲が良くなるのは結構ですが、お互いの家の冷蔵庫の中身まで、知るような仲にはならないで下さい。」は、まさに本当ですよ。
下の子の時の幼稚園のクラスは、まさに親が学級崩壊状態でそりゃーもうタイヘンでしたよ。
一番中のよかった二人が犬猿の仲になってしまい…
それがドンドン広がって派閥みたいになり…
担任の先生は泣くは園長は困り果てるは、大変な騒ぎになりました(>_<)
幸いオリーブは賢く世渡りしているので巻き込まれませんでしたが、徒歩通園(毎日顔を合わせるので)は大変のようですよ。
投稿: ぽぱい | 2005/10/29 23:20
ぽぱいさん、おはようございます!(^^)
ぽぱいさんもウォ−キングなさってたんですね♪
プロフィール写真から、日々鍛練してる方だと思ってました。
(男は、後ろ姿に出ちゃうんですよねぇ。)
しかも、30分で4kmだとすると、かなり本格的なペースですよね!
幼稚園のお話、ビシバシ分かります。
(後から聞いた話によると、過去に全く同じ事があったそうです。)
その場所に居続けなければならない状況下だと、事態はより深刻ですよね。
大切にしたい物ほど、大事にしまっておくように、
大切だと思えば思うほど、距離を置く必要がありそうな私です。(^^;)
コメントありがとうございます。
風邪、お大事にして下さいね。
投稿: nanbu | 2005/10/30 07:51
おはようございます。
「付かず離れず」「スープの冷めない距離」
先人の方々の知恵と教訓が凝縮されているような言葉です。
nanbuさんの書かれた
「あまりに関係が密になると、その分相手を許せるキャパシティが狭くなる」
こちらも、まさしくその通りですね。
だからこそ「親しき仲にも礼儀あり」という言葉も生まれたのですね。
幼稚園の先生がおっしゃった言葉、そしてポパイさんの書かれている
実際にあったというお話を読んで愕然としました。
そこまで遠慮をなくしてしまうことが現実にあるとは!
兄の家でも、夫の両親の家でも、冷蔵庫を開けるとなると
それなりの緊張感が伴うのに…
何がしかの距離、というのも親しき仲にも礼儀あり、というのも
言い換えれば「思いやり」となるのかもしれませんね。
投稿: ポージィ | 2005/10/31 09:30
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)
実はこの記事、ブログに移行する前に書いてあったものの一つなんですよ。
なんとなくUPしそびれてて。(^^;)
私が聞いたところによると、どちらかが転園なさったとか。
とても仲が良かったそうですが、そんな事もあるんですね。
あんまりにも仲良くなってしまうと、「別にいいじゃない。」と、思ってしまいがちなのでしょうか。
「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずにいるのは、とても難しい事なのかもしれませんね。
投稿: nanbu | 2005/10/31 13:16
こんばんは~
“付かず離れず”の人達と “距離”を埋めて
旅行から帰ってきましたぁ♪
>同じ事を、親密な人からされると許せない気持ちになる
ふと思い出したのが 免許取り立ての頃
助手席に乗ったダンナに 運転の仕方を指摘された時 ムカッ ときました(^_^;
多分 それほど親密じゃない人から言われたら
素直に聞けたんだろうなぁ。。
要は「甘え」でしょか(^_^)
投稿: miki | 2005/10/31 21:34
mikiさん、お帰りなさ〜い♪
コメントありがとうございます。(^^)
>要は「甘え」でしょか(^_^)
ウフ。ド真ん中のストライク!って感じですね。(笑)
「別にいいじゃない。」と思うのも、
「言わなくたっていいじゃない。」と思うのも、一種の甘えなのかもです。
>助手席に乗ったダンナに 運転の仕方を指摘された時 ムカッ ときました(^_^;
これもよくあるパターンですよね。
私も家内の運転に関しては、・・・コメントを控えさせて頂きマス。(^^;)
「親しさ」は、ともすると「なれ合い」や「遠慮のなさ」と紙一重で…。
何がこじれるって、そりゃぁ夫婦仲が一番こじれますもんねぇ。(反省)
投稿: nanbu | 2005/11/01 07:55