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2006/02/11

肘掛け椅子

erikaドラマを観てると、偉い重役さんなんかが座ってて。

背もたれもデッカイから、向う側を向いてると、いるのかいないのかワカンナイ。
(これがサスペンスだと、クルッとこちら向きになると事切れてたり)
それくらい優雅な作りになっている。

なんか、ステータスって感じ。

その点、オフィスのイスは機能的。
肘掛けがあると立ったり座ったりする時ジャマだし。
まさにお仕事のためのイス。


その事務イスには思い出がある。

あれは、私の二年間のお勤めに終止符が打たれた退社の日。
終業時間まで、あと少しという時だった。

イスを支える、スチールの太い軸。
それが、何の前触れもなく、いきなり折れた。
当然、床に放り出された私。

あまりの事に、「コレって、辞めろって事?」と言うしかなかった。

そりゃいろいろあったけど。
大人しく身を引こうとする私にこの仕打ち。
イスにまで見放されるなんて……。

周囲の哀れみの視線の中、この一言がウケたのだけが救いでございました。


さて、例の肘掛けは、他にもある。
特急列車の座席とか、映画館。

いつも思うんだけど、あれは誰のものなのだろう?

端っこはいいとして、問題は間にあるやつ。
どう考えても一人しか使えない。

自分は隣に座ってる人がいなければ、ありがたく使うけど。
やっぱ誰かいたら遠慮しちゃう。(占領されたらムカツクけど)
なんとなく、お互いに牽制しあったりして。

そんな時、その人の世間に対するスタンスが表れると思う。


先日、家族で映画を観ていた時の事だ。
真ん中の私はお行儀良く座っていた。

ふと両隣りを見ると、家内も息子も当然のように肘掛けを使っている。
肘と肘とに挟まれたこの私。

あぁ……。なんか、家庭内における自分の地位を物語ってるような。


肘掛けって、やっぱりその人の人生を表してるような気がする。

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コメント

おはようございます!エリカちゃん、可愛らしいですね(^^)

今日の記事、最初の方で意地悪く突っ込み入れて、その後は
フッフッフッフ ヒッヒッヒッヒ と独り笑いが止まらない(不気味…なヤツ)

突っ込みはね、
「事切れてたらクルッとこっち向くわけにはいかないでしょ~」でした。(^_^)

退社の日に事務椅子の軸が折れて床に放り出されるなんて経験、
したくたってそうそうできるもんじゃないですよ~。
なんて貴重なご経験。その一件で、会社の方々にとってnanbuさんは
忘れがたい伝説の方になったに違いありません。

関係ないことばかり書いてしまいましたが、肘掛に見るスタンスについてでしたね。
映画館での肘掛け争奪戦、nanbuさんの遠慮深いご性格がそのまま
現れていますね。奥様とお子様は、家族間での遠慮は無用と
nanbuさんに甘えていらっしゃるのでしょう。甘えられる幸せを噛み締めてください。??
けれど、真ん中でお行儀よく座っていらっしゃるnanbuさんを想像すると
ついフッフッフ…と(^^)
うちの場合、飛行機や新幹線、映画館の肘掛けをいち早く使っているのは夫。
私は使いたくても遠慮して我慢してるんですから、実は笑えないんですけど。

投稿: ポージィ | 2006/02/11 09:59

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)
このエリカ、180円だったら買うっきゃナイッショ!

>「事切れてたらクルッとこっち向くわけにはいかないでしょ〜」でした。(^_^)

あは!ひとりでに向いちゃったらホラーですもんね。
秘書がクルッと向けたら、って事にして下さいませ。(^^;)

伝説の人、ですか?
その後も、元社員同士で付き合いがあったので、あの件はお互い忘れちゃったような。(笑)
(思い出して「オイシイ!」と思いましたけど♪)

>甘えられる幸せを噛み締めてください。??

あな嬉しや!と思ったんですが・・・。
最後の「??」が気になりますぅ。(笑)

>私は使いたくても遠慮して我慢してるんですから、

あ、私も使えるものなら、そりゃあ…。
でも、ま、それでキゲン良くしててくれるんなら、
おやすいものでございます。(T_T)

投稿: nanbu | 2006/02/11 14:36

>いきなり折れた。
あぁ〜っ、ワタシも同じこと会社でやりました!

>当然、床に放り出された私。
自分は机の引き出し部とイスの底に足全体を挟まれ、空気イスならぬ「空気ブリッジ」状態でエビ反りに…

>問題は間にあるやつ。
それが他人との境目だと、その人の種類(女性とかオジサンとか)で使い方を分ける小心者です(^_^);;

あ、でも最近のシネコンだとちゃんと2つ分あります。

蛇足だが私は肘掛けも折れたことがある…その時はちゃんと?ズッコケました。

投稿: くさなぎ | 2006/02/11 22:25

 
くさなぎさん、コメントありがとうございます。(^^)

>あぁ〜っ、ワタシも同じこと会社でやりました!
>空気イスならぬ「空気ブリッジ」状態でエビ反りに…

えぇ〜!!同じ経験をした人がいるなんて、ビックリしました。
しかも、エビ反りに…。
机とイスにプロレス技をかけられちゃったような状態でしょうか。
あるいは、リンボーダンスの特訓みたいな?

自分でも、さすがにこの時は「よっぽど不幸な星の下に生まれたんじゃないだろうか…。」と怖くなったので。ちょっとホッとしました。(^^;)
(肘掛けも折れたなんて…まいりました。)

>あ、でも最近のシネコンだとちゃんと2つ分あります。

よかった!それなら安心して映画を楽しめそう♪(笑)
シネコンって知らなかったんですけど、映画の複合施設をシネマ・コンプレックスって言うんですね。
なんでコンプレックス?と思ったら、もともとは「複合」って意味だとかで、またまたビックリしました。

投稿: nanbu | 2006/02/12 07:43

 映画館等のひじ掛けはひじ掛けじゃなくて、イスとイスとの仕切りを目的に作られているってのをどっかで読んだことがあります。そうしてあれば座席数を「何人がけ」とを数えるのが便利ですからね。だからもともとユーザー本位じゃないんだそうな。

 僕はいっつも両方をのひじ掛けを取られて両手を足の間に入れてすわっております(涙)。
 (TωT)

投稿: ろぷ | 2006/02/12 09:41

 
ろぷさん、コメントありがとうございます。(^^)

>だからもともとユーザー本位じゃないんだそうな。

あぁ…なるほど。一見「お客さまのために」っぽく見えるから勘違いしちゃいますけど。
そういった目で見ると、世間には他にもまだそんなカラクリがありそうな…。

ろぷさんは、両手を足の間に入れてらっしゃるんですね。
私は、膝に置いたカバンの上に…。(泣き笑)

実は先日も映画館に行ったんですが、隣に座ったミンクのコート(と言ってもショート丈)の女性(と言っても年輩の)が、キッチリ半分だけお使いになってて。
最後までずっとその姿勢をキープなさってたのには驚きました。
(かえって疲れそうな気がいたしますけど。)(笑)

投稿: nanbu | 2006/02/12 11:38

私も映画はシネコン専門
「TOHO」は椅子の座り心地も良く
長時間の映画でも お尻や腰が痛くなりません♪

そして指定席は絶対「端っこ」を買います
両隣に誰か居るより 片側だけだと まだ映画に集中できるし。。。
だから肘掛問題は勃発しないですよん(^o^)
ただし エンドロールが済む前に 
退席するお客さんが前を通るのがちと不満ですぅ(^_^;


投稿: miki | 2006/02/13 16:26

 
mikiさん、コメントありがとうございます。(^^)

>長時間の映画でも お尻や腰が痛くなりません♪

そうそう、途中でお尻が痛くなる事ありますぅ。
そうなっちゃうと、どう姿勢を変えてもダメなんですよね。
さすがに寝返りも打てないし。(笑)

>そして指定席は絶対「端っこ」を買います

映画をテーマにした記事もよく拝見するし、mikiさんは映画の事よくご存知ですよね♪
あえて端っこの席を買うところに、映画へのこだわりを感じます。

私はここ数年、観る機会がぐっと減ってしまったんですが。
夫婦割りが効く年齢になってから、また少し増えてきました。(^^;)

追伸:「ミュンヘン」観て来ましたよ♪
「フライトプラン」より1時間も長いのに、
そう感じさせないのは、さすがスピルバーグ監督ですね。(^^)

投稿: nanbu | 2006/02/13 20:51

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