« 鉛筆削り/その1 | トップページ | どんど焼き »

2007/01/13

鉛筆削り/その2

Enpituf12H、HB、3B。
鉛筆にはさまざまな硬さがあって。

「H」は「ハード」の略で、Hから9Hまで数字が大きくなるほど硬くなる。

一方「B」は何の略なんだろう、と思いつつ調べもしなかったけど。
それは「ブラック」の略だと知って、納得。
これは数字の順に柔らかくなって、Bから8Bまであるんだそうな。

そして、「H」と「B」の中間が「HB」。

子供の頃、なんとなくノートに書く時に使っていたのは「HB」。
それが高校生の頃には「2H」になってたと思う。

柔らかい鉛筆はなめらかで書きやすい。
でも、右から左へと書き進む内に、手で擦れた所が汚れてしまうのがイマイチ。
消しゴムをかける時も、柔らかいと消しにくいような気がする。
それで、握力が強くなるに連れて、少し硬めを選ぶようになったのかもしれない。


ところで、鉛筆にはもう一つ「F」というのがある。

自分がそれを使いだしたのは大人になってから。
これは「HB」と「H」の中間だそうで、「ファーム(丈夫)」の略だとか。

なめらかな書き味なのに、そんなに手も汚れないし。
実際に使ってみるととっても書きやすいことを知った。
それは、「H」から「B」へのどれにも属さない、特別な一本のような気がする。

だから最近の私は、もっぱらコレを使っている。
昔のようにノートをとるわけでもないし、ちょっとしたメモを書くにはコレが一番。
気負わずに、スーっと滑るように書ける。(消しにくいのは気にしない)

とはいえ、何度も書き直す絵の下書きには、未だに「2H」を使っている私。

どうやら集中する時には「2H」。
書き味を楽しむ時には「F」と、鉛筆を使い分けているようだ。


柔らかくて先の丸まった鉛筆を紙の上に滑らせても、黒鉛の粉は紙の目の奥までは届かない。ザッと表面をかすめるだけ。
でも、だからこそ味わいのある線が引ける。ホンワカした柔らかみがある。

逆に芯を尖らせると、その先は紙の繊維の奥にまで入り込む。
細かなその綾までもなぞることができる。


いつもその芯先を尖らせていた若い頃は、それが自分でも痛かったけれど。

先の丸い柔らかな鉛筆の書き味を知った今。
そっと紙の表面を撫でる「F」の感触。

今の私は、それも大切に味わいたいと思う。

|

« 鉛筆削り/その1 | トップページ | どんど焼き »

コメント

10歳年上の兄が絵を描いていたので、
我が家にも色々な硬さの鉛筆がありました。
さらには芯だけのものとか、前記事のコメントにもあった
ダーマートとかも。
0.9ミリの繰り出し式のシャープペンシルなんかもあったりして。
そして、F。
わたしもよく知らないのにFを使っていたときがありました。
中学高校の頃になると2Hを使うようになったのは同じですね。
これは、薄く小さく文字を書くため。
へたくそな文字をきれいにみせるための苦肉の策(^^)。

今、鉛筆を使う機会はあまりありません。
思い立ったように漢字を練習したり英単語を覚えるときくらいでしょうか。
そのほかでは、0.3ミリの製図用のシャープペンシルに
Bの芯を入れて使っています。
最近はやわらかい書き心地のものを好んで使っています。
ぼきぼき折れてしまうのですけれど・・・。

それにしても、nanbuさんの記事にはいつも何かを思い出させていただいています。
ここからまた記事が書けそうです・・・・

投稿: koko | 2007/01/13 13:16

冒頭の

>鉛筆にはさまざまな硬さがあって。

ここまで読んだ時に「F!」と思い出したmikiです(^^)

しかも 写真の鉛筆は「UNI」ですよね?
小学校高学年になると 
生意気にも少しお値段高めの「UNI」を使い出し
正にそれのFを使ってました
懐かしい~♪

こう書くと いかにもお勉強してたように思えますがぁ
なんせ格好から入る奴ってことです
「ファーム(丈夫)」という意味さえ知らずに・・(^_^;

投稿: miki | 2007/01/13 13:46

鉛筆の記号の意味、やだ、全然知らなかったのは私だけ?
ハードもブラックもファームも今はじめて知りました。
ヘェ~!そうだったんですね!!

私は文字を書くのはもっぱらHB。
絵を描くのは3Bか4B。
OL時代図面を書くのは2Hでした。
でも、鉛筆を使う頻度は年齢を上がるにつれて減り、
何年来4B以外は使ってません。
nanbuさんの今回の鉛筆に関する記事を2つ読ませていただいて、
無性に鉛筆の感触が恋しくなってきました。
鉛筆・鉛筆どこにあったっけな…

投稿: ポージィ | 2007/01/13 15:12

 
kokoさん、コメントありがとうございます。(^^)

あ、お兄様も絵を描いてらっしゃったんですね♪
芯だけの鉛筆、とぉ〜い昔に見たような気もするんですが。
小刀で鉛筆を削っていたのは8歳上の兄なんですけど、幼い私にはもう大人に見えて。
コンパスとか、その兄が使ってた道具もカッコよく見えました。

硬い鉛筆の薄い色って綺麗ですよね。水墨画の薄墨のようで。
顧問の先生はダメって言ってましたけど、私もそんな鉛筆でデッサンを描きたいなぁ、と思ったことあります。

>最近はやわらかい書き心地のものを好んで使っています。

回帰すると言うか。
若い時はハードなものに惹かれましたけど。
大人になると、やわらかい感触も欲しくなるのかもしれませんね。

何かまた書けそうですか?
「人と情報がリンクしていくのがブログ」というのを読んだことがありますけど。
何かに触発されてまた何かが芽生える。それもまたブログの魅力ですよね。(^o^)

投稿: nanbu | 2007/01/13 17:00

 
mikiさん、コメントありがとうございます。(^^)

>ここまで読んだ時に「F!」と思い出したmikiです(^^)

おぉ!mikiさんもなんですね♪
「F」独特の書き味って、やっぱり特別な一本って気がしますよね。
小学校高学年の頃に「UNI」が発売されたと思うんですけど。
それまで一本10円のト○ボ鉛筆しか知らなかったので、そのお値段に驚きました。
(60円でしたっけ?)
でも、子供なりにそれだけの価値があるとも感じました。
それ以外を知らないので何とも言えないんですが。
独特な「F」の感触は「UNI」のものかもしれませんね。
それにしても、私がそれを知ったのは大人になってからなのに。
mikiさんは小学生の頃から知ってたんですね!(・o・)

ホント、私も「F」がそんな意味だとは思いもしませんでしたぁ。(^o^)

投稿: nanbu | 2007/01/13 17:11

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

「H」は「ハード」なんだろうな?とは思ってたんですけど。
「B」や「F」の意味は、私も知らなかったんですよ。(^o^)
(「ソフト」だったら「S」なのに。とか)

>OL時代図面を書くのは2Hでした

あ、男の子は中学の「技術」で、製図を習うんですよ。(・o・)
もしかしたら、私が「2H」を使いだしたのはそれからかも?
細かい作業には、硬い鉛筆が適してるのかもしれませんね。
ポージィさんの鉛筆選びは、全体的に柔らかめのようですね。
それにも、何かポージィさんらしさを感じました。(^.^)

4Bの鉛筆で描きだされる絵には、ふんわりとした温もりを感じそうですね♪
漠然と鉛筆に感じるイメージも、それに近いかもしれませんね。

投稿: nanbu | 2007/01/13 17:27

nanbuさん、こんばんは~。
おっ“しょの2”ですね(笑)

いつの頃からかボールペンしか使わなくなり、鉛筆とは長い事ご無沙汰しておりましたが、子供が小学生になった途端に身近なものになりました。
たまに子供から似顔絵を描いてもらったりしますが、やはり鉛筆には鉛筆の良さがありますね、温かいというか…
ところで子供はなぜ大人がデッサンを描くように、サッサッサと濃さの調整をしながら軽めに流すことができないのでしょうね?

※ボールペンでは濃さの調節が出来ないので“おっさんのデッサン”が出来ませんね…(笑)

投稿: ぽぱい | 2007/01/15 22:00

 
ぽぱいさん、コメントありがとうございます。(^^)

はい、“しょの2”でございましゅ。(^o^)

うんうん。子供が引いた線って、ためらいがなくて健気ですよね。
小学校低学年の漢字書き取りは、2Bとか柔らかい鉛筆を勧められますけど。
やっぱり握力が弱いからなんでしょうか。
自分が書き取りが嫌いだったのも手が疲れちゃうからで。
握力が弱いからギュっと握りしめないと書けない→疲れるの悪循環だったような。(T_T)
それが、大きくなって力が強くなると、逆に力を抜く余裕がでてくるのも面白いですね。

>“おっさんのデッサン”

↑ぽぱいさん、グ〜♪
やっぱり大人が描く“おっサン”には渋い味がありますね。(^o^)/

投稿: nanbu | 2007/01/16 07:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55071/13463539

この記事へのトラックバック一覧です: 鉛筆削り/その2:

« 鉛筆削り/その1 | トップページ | どんど焼き »