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2007/03/31

春の素顔

3_30sakura_1
三月は、何だかんだと慌ただしかった。

なんて、去年も同じことを書いてたような気がするけれど。

今年はその上この気候。

いきなり暖かくなったと思ったら、冬に逆戻りして。
そうかと思うと、また暖かさが戻ってきたり。

おとといの木曜日なんて。
Tシャツの上に長袖のニットを羽織っただけだったのに。
ウォーキングから帰ったら汗ばんでいたほど。

冬の間は、その上にセーターを着て。
さらに裏がフリースになってる上着を着込んでいたのに。

ほんの二週間前までそんな格好だったのを思うと、その目まぐるしい変わりようにあきれてしまう。


暖かくなればなったで、アレヨアレヨと桜の蕾も膨らんで。
ウチの近所で、初めて桜の花を見たのは27日の水曜日。

日毎にその花数も増えて。
中には見頃を迎えたものも。

でも、それを横目で見ても、どうも気分がノリきれない。
この季節も桜も、傍らを通り過ぎていくような。

もちろんソワソワするし、落ち着かないんだけれど。
この春は、心置きなくそれに浸ることが出来ない。
つかんだと思っても、指の間からするりと逃げていくような。


春に嵐はつきもの。

前線が通過した昨日は、花冷えで風も強かったし。
もしかしたら、それが春の素顔なのだろうか。

のんびりとうららかなだけの春なんて、ただのイメージなのかもしれない。
自分からそれに浸ろうとしなければ、味わえないものなのかもしれない。

この、サワサワとざわめいた気分そのもの。
それが、春の正体なのかもしれない。

それにしても……。

明日から四月だなんて……ウソでしょおぉぉぉ!

3_30utinosakura
 
 
おかげさまで
少ないながら
ウチの桜も
30日に開花しました

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2007/03/28

だってしょうがないじゃない

Hana3先日、自転車でホームセンターに行ってまいりました。

他では手に入らない、融合剤とか牛糞とか。
ちょっとした園芸用品を買いに。

とは言え、売り場に行くには手前の花苗売り場を通らなきゃならない。
そして、そこがなかなかのクセモノ。

色とりどりの花が咲き競って、買って買ってと言わんばかり。
(もう夏のサフィニアがスタンバってるんですよ)
それを横目で見ながら素通りするのは、なかなかに難しい。

しかし、そんな甘い誘惑には目もくれず、一直線に園芸用品コーナーへ。
目的のものをカゴに入れ、これでやっと一安心。

ただ、いかんせん園芸用土とか薬剤売り場はジミなんですよねぇ。
ちょっとくらいなら目の保養を……。と思ったのが間違いで。
そう、まんまとワナにハマったのでした。


だって、春だし。そりゃもう綺麗な花がいっぱいなんだから。

Sukabiosa中でも薄紫色で異彩を放っていたのがスカビオサ。
その花型と言い、草姿と言い、高貴さすら漂わせていらっしゃる。
ふと気がつくと、カゴの中にちゃっかり収まって。
(ウソです。自分で入れました)

ウチにあるのは薄いピンクのマーガレットなんだけど。でも、やっぱり定番は白だしぃ。
なんてことで、ハイお買い上げ。

Matorikariaあぁ、イケナイイケナイと思っていたら。
なんとマトリカリア(夏白菊)らしき花を見つけてしまった。

そのいたいけなほどの黄緑色の葉の、なんと初々しいことか。
確か以前ポージィさんの作品を見て、いっぺんで気に入ってしまった花のような気がする。
(後で確認したら一重の方でした)

そんなこんなで、もうミニバラコーナーに行った時には私の理性は瓦解寸前。
淡いサーモンピンクに目が眩んだものの、お高めなその値段がからくも私を正気に戻した。

Seresutium…実は、前回行った時にもセラスチウムを買っちゃった私。
これもmikiさんのブログで、一目惚れしてしまったんだけれど。
こぼれんばかりの銀葉に、白くて小さな花が清楚な感じ。(買った苗はまだ花が咲いてません)
一年がかりで見つけたんだもの、これを買わずにいらりょうか、ってなモンで。


あ〜ぁ。横目で見るだけなんて言っておきながら。
未だにコリないこの私。

昔の歌じゃないけれど。
だってしょうがないじゃない……春なんだし。

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2007/03/25

泥中の蓮

Suirenテーブルの上に携帯が置いてあった。

パッカリと開いたその液晶画面には「泥中の蓮」の文字が。

「はて、これは?」

さっそくウチの子に聞いてみたら。
なんでも国語の先生に覚えておくように言われたとかで。携帯の電子辞書で調べてみたんだとか。

へえ……驚いた。
携帯でそんなことが出来るなんて。

そしてもう一つ驚いたのが、この「泥中の蓮(でいちゅうのはちす)」。

こんな言葉があったんだ。
だいたい「蓮」を「はちす」と読むこと自体知らなんだ。

どれどれと読んでみると。
「汚れた環境にあっても清らかなもののたとえ」だそうな。

おぉ!確かに泥水の中にありながら、蓮の花は清らかで美しい。
土中に横たわるその根も、白く清らかだ。(っつかオイシイ♪)


ココまでお膳立てが揃ったら。
「まるでお父さんみたい……」と言ってみたくなるのがこの私。
するとすかさずウチの子は、「イヤ、オレだろう」と言う。
うんうん。っで、その続きは?……と期待したものの、それっきり。

……惜しい!これではネタにならない。
(もうちょっと気の利いたツッコミをしてくれなくっちゃぁ)

しかし、せっかく新しい言葉を仕入れたのに、これで記事にしないのはもったいない。
っということで、自分でも考えてみることにいたしました。


ここはやっぱり「ハス」と「スイレン」の違いで攻めようではないか。
と調べてみて、初っぱなから驚いた。

てっきり「水蓮」かと思ってたら「睡蓮」って書くんだった。
きっと前にもそう思ったことがあったんだろうけど。
(モネの絵がありましたモんネぇ)
どうも私の固定観念の方が強固だったらしい。

で、肝心の相違点はというと。
蓮の葉が丸なのに対し、睡蓮のは同じ丸でも切れ込みがあるんだそう。
(円グラフの「その他」の部分を切り取った感じですね)
他にも、前者は葉も花も水面より上に高く伸びるのに比べ、後者の葉は水面に浮かんでたり。
花後の蓮は「花托が肥大して蜂の巣に似た形となり、上面の穴に一個ずつ種子を入れる」そうな。(あ!だから「はちす」って言うんだったり?)(・o・)

ハイ!よ〜っくわかりました。
これでなんとか記事らしい体裁が調った(んでしょうか?)。

でも……。
カテゴリーは、いったい何になるのかしらん?

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2007/03/22

瑣末主義

3_17koriseumu「些細なことは気にしない」
なんてよく言うけれど。

些細(ささい)の「些」ってどういう意味なんだろう……。

と、思ったのが運の尽き。
この後、私の堂々巡りが始まってしまった。


いつもの@nifty 辞書によると(すべて大辞林 第二版より)

●さ 【些】すこしばかり。わずか。
なのは、そうでしょうねって感じだったけど。↓これを読んでビックリ。

●いささか 【聊か/些か】少し。幾らか。「これには—驚いた」
はい、私も驚きました。「いささか」もこの字だったんですか!

軽〜くジャブをくらった後で、いよいよ本題。

●ささい 【些細/瑣細】とるにたりないさま。わずかなさま。
「—な違い」「—なこと」

どうやら「瑣細」とも書くらしい。
となれば、「瑣末(さまつ)」も調べなくっちゃね。
っということで。

●さまつ 【瑣末】
さして重要でないこと。取るに足りないこと。また、そのさま。些細(ささい)。
「—なことをうるさく言う」

うんうん。で、そうなると「末梢」も調べたくなっちゃって。

●まっしょう【末梢】
(1)物のはし。末端。(2)ささいなこと。
(3)木の枝の先端。こずえ。

おぉ……。ここでも「ささい」がお出ましになった。

最初、ネタになるかな?と喜んだものの。
コレを調べてたらアレが気になって、ちっともまとまらない。

些細なことにこだわって、掘り下げてみるのがいつものやり方とはいえ。
ちょっと飽きて来ちゃったし。(コラコラ)
どうなっちゃうんだろうと不安になったら。

↓こんなの見つけました。

●トリビアリズム [trivialism]
瑣末(さまつ)な事柄にこだわる態度。瑣末主義。

あら、テレビ番組のタイトルに行き着いちゃった。
してみると、私もやっぱり瑣末主義?

ってなワケで、おさまつさまでした。(クルシイ)

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2007/03/19

冬のしっぺ返し

3_17sakuraまったく、どういうことだろう。

このところの寒さのことである。

てっきり春になったんだと思ってたら。
一度暖かくなってから、こんなにも寒くなるなんて。

三寒四温って言うくらいだから、しょうがないよね。
なんて自分に言い聞かせていたけれど。
一向に暖かくならないんだもの。


えぇ、えぇ。タイツだってまた履きましたとも。

別にタイツなら引き出しから出せばすむけれど。
一度しまい込んでしまった電気毛布を、また引っ張り出すのもクヤシイし。
夜は冷たい布団の中で丸まってなきゃならなくなった。

朝だって、ファンヒーターの前で縮こまって。
なんのことはない、冬のやり直しではないか。

先日は都心で雪が降ったって言うし。
その後、高尾の方でも降ったんだとか。


世の中、そんなにウマく行くハズないとは思ってました。

でも、アレヨアレヨと言う間に暖かくなっちゃうし。
春に乗り遅れないようにしなくっちゃと、やっと殻から抜け出したのに。
ぶ厚いコートを脱いだ途端にこの仕打ち。

臆病な小動物が、巣穴から恐る恐る顔を出すように。
「いいんですか?もう、春なんですね?」
と、やっと外の世界に出た途端、後ろから頭をはたかれたような気がする。

石橋を叩くつもりが、自分の頭を叩かれて。
モグラ叩きのモグラになってしまった。


油断した時の不意打ちは堪える。

歳と共に疑い深くなっちゃうのは、それだけ痛い目にあってるから。
……こうして私の猜疑心は、またひとつ強くなる。
 
3_17tanpopo
 
 
地面に張り付いた葉から
顔だけ出したタンポポも
寒さに震えているよう

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2007/03/16

ガーデニング裏話その2

3_3sutokku今回は一昨年のガーデニング裏話に続きその2を。

「もう、植物を置く(植える)スペースがない。」

これは、園芸愛好家がよく口にするセリフ。

植物を置けるような場所は、既に育てているもので満杯だから。(もし、まだ置く場所があったら増やしてますモンねぇ……)

かつては私もその一人だった。
のめり込んでしまうとなかなかブレーキをかけられず。
結局スペースが無くなるまで突き進んでしまう。


新しい苗を持って来るという事は、知らずに虫や病原体を連れて来るリスクが高くなるということ。
長いあいだ植物を育てていると、どうしても害虫や病気が増えてしまう。

でも、数年前立て込んでいた時期にあらかたの植物を枯らしてしまったことがあって。
(バラ等の花木はからくも生き残りましたが)
家内からは目にあまるとヒンシュクも買っていたし。
その機会に思いきって整理したのでした。

それからは、意識して必要最低限の植物だけを置くようにしている
……つもりなのに、オカシイなぁ。


以前は水遣りだけで30分位かかっていたけれど。

今はバケツ1杯(夏場は2杯)で済む量が大体の目安。
自分で把握できる範囲に絞り込むと、それだけ手入れも行き届くし。
現状を維持しようと努力しているところ。

でも、でもねぇ……。

花屋さんの前を通った時、ついつい目で花を追ってしまう癖。
これは、いつまでたっても治りそうもありません。

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2007/03/13

回ひ

2_28soraイザという時の保険として置いてあった古いMac。
今まで、それを不承不承使っていたウチの子だけれど。

この間Windowsを買ってもらったもんだから。
そりゃもう大変。

今までのウップンを晴らすかのようにいろんなことをやりだした。
(何をやってんだか親はよく理解できない↑)

CDの曲を取り込んでケータイに転送したり(たぶん)。
ゲーム機の“wii”とつないで何かしてみたり。
(やっぱり理解できない↑)

とにかくイロんなこと。

そして今度は、なんと古いゲームを千円以下でダウンロードした。
(ふぅ〜ん、いろんなことができるんだねぇ……。で、お勉強は?)


そんなある日。「こんなのまで『ひらがな』かよぉ!」なんて笑いだした。

「へ?」と思ってテレビを見ると。
そこに映し出されたゲーム画面には、使える武器や能力の表示が。

よく見れば、その表示は「ちから」とか「わざ」とか、ひらがなばかり。
もしや小さい子向け?
でも、「魔防」なんて難しい漢字がいきなり使ってあったり。
どうもその意図がつかめない。

そして、きわめつけはコレ→。「回ひ」だって。

「まわりひ?」
呆然と立ちすくむ私に、ウチの子はいつになく優しく答える。

「か・い・ひ」

……あぁ!「回避」ですか!!

しかし、コレは分からなくても仕方ないのではあるまいか。
いつもは容赦なくツッ込む息子でさえ、さすがに今回は暖かな眼差しを向けてくれる。


思い起こせばウチの子が一年生の時。
ひらがなばかりの国語の教科書の、そりゃ読みにくかったこと。

その時、あらためて漢字のありがたみを感じたものだけれど。
その使い方で、こんなにも読みやすさが違うなんて。

そんなことをシミジミ感じてしまった、ある日の一コマなのでありました。

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2007/03/10

気がかりな桜

Yozakura今年は桜が気がかり。

と言っても、開花予報じゃなくて。
(モチロンそっちも気がかりだけど)
ウチにある染井吉野のこと。

植えたのは、もう10年以上前。
毎年この時期になると、ホームページの"my garden"のコーナーで「桜の便り」を掲載してまいりましたが。
五回目となるはずだった今年は、できそうもありません。


桜は、枝先の真ん中にある、細い芽が葉芽。
そして、その周りにあるやや丸いのが蕾が出てくる花芽。
でも、冬の間見てみたら、ウチのは葉芽ばかり。
わずかに付いた花芽も小さいまま。

ウチの方は都心よりやや開花が遅れるのがいつものこととはいえ。
それでも用水路脇の桜並木の花芽は膨らみ始め、はや先端からはクリーム色が顔を出している。


去年、確かに花付きが悪くなったとは感じてました。
でも、今年はそれがさらに悪くなりそう。

かつては軒を越えるほどの丈があったものの。
数年前からは頂上部が枯れ込んできて。
それに歯止めがかからない。

「桜切る馬鹿」のたとえの通り。
枝を切りたくはないけれど、枯れちゃったものは仕方ない。
それでも切り口に癒合剤を塗ったり、バイ菌が入らないよう気を使ってたのに……。
 
 
Kobuいくらなんでも、これはオカシイ。
と思ってよく観察してみたら。
なんと根元にコブのようなものを発見。

バラなんかは、ネコブセンチュウで地中の根にコブができたりするらしいけど。
桜にも、そんなものがあるのだろうか?

それが何であれ、元気が無くなってきているのは間違いないし。
不安はつのるばかり。

なんだか、今年は寂しい春になりそう。
 
Tayori06
 
 
去年の桜の便り
最後となりそうです

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2007/03/07

春に急かされて

36sumire_13月4日、ついにタイツを脱ぎました。

最初から暖冬と言われていたこの冬。
まだタイツを履いてないことに気づいたのは、年末になってからだった。

「このぶんならタイツなしで冬を乗り越えられるかもしれない」という淡い期待も、年が明けてからの冷え込みであえなく破れ。
この冬のタイツ解禁日は、忘れもしない1月の9日。

一度履いてしまうと、なかなか切れなくなってしまうのがタイツとの縁だけれど。
その蜜月が二ヶ月にも満たないで解消されるなんて、私の新記録ではないだろうか。

この事実だけでも、記録的大暖冬だったのがうなずける。


記録的と言えば、20年振りの寒さだった去年。
なかなかやって来ない春を、あんなにも待ち焦がれていたのに。

それが今年はどうしたことだろう。
身構えてドアを開けたら、生暖かい風に拍子抜け。
あまりののどかさに肩すかしをくってしまう。

めっきり遅くなった日の入りに、空に浮かぶおぼろな月。
かすかな火照りと倦怠感は、もう春の宵のものだ。


苦労して収穫した果実は甘い。
頑張った末に、手にしたご褒美は嬉しい。

なのに今年は、冬の寒さがたいして苦にならなかった分、ありがたみが少ないと言うか。労せずして手に入れてしまったその味は、いささか水っぽく感じられる。
このうららかさが後ろめたいほどに。


前菜もまだなのに、デザートを出されてしまったような。
気持が季節に追いつけない。

なんだか急かされているようで、この春はどうも落ち着かない。

Oinufuguri316
 
 
上の写真は道路脇で咲いていたスミレ
左は去年(3月16日)
枯れ草の中でポツンと咲いていた
オオイヌノフグリ
今年は今を盛りと咲いてます

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2007/03/04

予定を立てた過去

Arissamu_mado2入稿日を明日に控えた家内が、パソコンに向かいながらこう言った。

「明日何時にする?」

……「へ?」

ヤバい!
何のことだか分からない。
自分は、明日家内とどこかへ行くのだろうか?
頭の中では、危険信号がカンカン鳴り響く……。


しかし、思い出せないものはしょうがない。
ここは甘んじて責めを受けようではないか。
潔く諦めた私はこう言う。

「明日どこかに出かけるんだっけ?」

その時、家内は信じられないものを見たような顔を……
しないのが、サスガ分ってらっしゃる。

予定を忘れるのは私のいつものことなのだ。
(ただ、その表情にいくぶん憐憫の情が浮かんでいるのは見逃さなかったけれど)

そういえば、一緒にヨドバシへ買い物に行く約束をしてたんだっけ。
家内が原稿を届けた帰り、新宿で待ち合わせようという手筈であったのだ。


いや、明日が入稿日なのは理解していた。
でも、それが帰りに待ち合わせしていた入稿日と、イコールで結ばれないのが私の弱点である。(自分としては、もっと先のことのような気がしてたんだけど……)

「後ろばっかり気にしてないで、少しは先のことも気にしようヨ!」

「はぁぃ……」

以前 肉食動物・草食動物で、ウチの子に「お父さんの目は後ろに付いてるよね」と言わしめた私。お説ごもっともでございます。

「どうせなら『予定を立てた』という過去を気にすればいいのよ」

(・o・)・・・なるほど。

それは言えてる!
予定を立てたという事実は、すでに過去の出来事なのか……。
自信はないけれど、後ろ向きな私にはそれがせめてもの有効な手段に思える。

……どうやら。
自分では思いもつかないような人生の教示は、いつも他者によってもたらされるものらしい。

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2007/03/01

不運な日

2_13sora12月になると、いつも気持がざわめく。

なにしろ確定申告が始まるし。
春が来る前に、済ませなければならないことばかり。

ヤレヤレと思っていたら、病院に行ってないのを思い出した。
最後に行ったのは年末。月に一度行くことになってるから、もう一ヶ月以上先延ばしにしてたなんて。

っということで、朝一番に行くことにいたしました。


それは、寒に戻ったかのような寒い朝。
耳が痛くなるほどの冷たい空気を切って自転車をこいでいたら、思いのほか早く到着できた。

時計を見ると8時半前。
受付もまだ始まる前だったから、なんと一番乗りではないか。
誰もいない待合室。
機械から打ち出されたNo.1の診察表を誇らし気に持ちながら、私は診察を待っていた。

さて、そろそろ時間と思っていると、看護婦さんから第二診察室の前に移るよう言われた。今日は担当の先生がそっちの部屋だとか。

別に、それはイイんですけど。
でも、いくら待っても名前を呼ばれないのはナゼですか?
(部屋の中からは、聞き覚えのある声がしているのに)
そうやって、ジリジリと待つこと15分。
もう私が病院に到着してから、かれこれ50分が経過している。

これだから通うのがおっくうになっちゃうんだよねぇ……。
おとなしくしてると、いつも後回しなんだから。

もともと気が短いことでは人後に落ちないこの私。しびれをきらしてノックした。
そして、ドアを開けるなり決然とこう言った。
「薬だけもらって帰ってもいいでしょうか・・・!!!」

振り向いた看護婦さんと先生は、私の形相に慌てたのかスグに診察してくれた。
なんでも書かなきゃならない書類があったんだそうな。(はぁ、そうですか)
案の定5分もしないで診察はお終い。(だったら先に済ませてくれてもイイじゃない)
前回の検査結果で逆戻りしたコレステロール値がさらに私を落ち込ませる。

しかし、その後も会計を済ませ、薬を出してもらわなきゃならない。
(コレにもけっこう時間がかかるんですよねぇ)

会計前のソファにいたのは一人だけ。
見れば、9時ちょっと前に滑り込んできたうるさ型のご夫人ではないか。
しかも、もう名前を呼ばれて薬まで用意されている。

一番乗りの私より30分も遅く着いた人が先に終わってるなんて。
(第一診察室の人はいいなぁ)
あんなにガランとしてたのに。
結局私が名前を呼ばれる頃には、他の科で診察を終えた患者さん達までが集まって。
(いったい何人に追い抜かれたのやら)

どうしていつもこうなのだろう。
こんな時、つい不運な星の下に生まれたんだとイジけてしまうけど。
フテくされながら思い出したあることで、それは確信に変わった。

あぁ……今日は自分の誕生日だった。

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