« 端倪すべからざる道 | トップページ | 秘結 »

2007/04/09

ラベンダーのかほり

Rabenda2昔『シクラメンのかほり』なんて歌があったけれど。

当時「実際には香りがない」なんて読んだ覚えも。
それが最近は、香りのある品種も登場したらしい。


ところで、香りと言えばアロマテラピーでもお馴染みの精油。

私もラベンダーなら買ったことがある。
そしてそれは、自分が最初に出会った香りでもある。
もっともそれは、オーデコロンでだったけれど。

ヘアリッキッドとか、最初に使いだした整髪料は資生堂の『MG5』。
カーレースのチェッカーフラッグを思わせるような、黒と銀色のチェック柄がカッコ良かった。

そしてそのシリーズのオーデコロンが、確かラベンダーの香りだったと思う。
買ってはみたものの、実際にはほとんど使わなかったけれど。
ただ持っているというだけで満足だった。


女性ならどんな香りでも似合うけれど、男の場合は難しい。
やはり柑橘系とか、爽やかなものに限定されるような。

そう思うと、ラベンダーはイイセンいってるような気がする。

去年リメイクされた『時をかける少女』でも、香りが重要なポイントになっているけれど。それがラベンダーだったのにも、我が意を得たような気がしたものだ。


それくらい香りで有名なラベンダー。
でも、私はまだその花の香りを知らない。

それこそ鼻の穴に入りそうなくらいにして嗅いでも、コレと言った匂いを感じない。

確かにちょっとでも葉を触ると、独特の香りがするけれど。
それは、あの香料で馴染んだ香りとはまた違う。

良い匂いというより。
むしろゼラニウムとか、マリーゴールドとかの葉の匂い。
一種不思議系な匂いに分類されるような気さえする。

実は、こんなことを言うと怒られそうだけれど。
私はその匂いを嗅ぐと、つい墨汁の匂いを思い出してしまうのだ。

自分が知っている精油の香りとそれとは、あまりにも隔たりがあるように感じる。


あの独特な葉の匂いをどうにかすると、香料になるのだろうか。
それとも、自分には感じられないほどの、ごくわずかな花の香りを凝縮するのだろうか。

未だに解けないその謎を抱えたまま。
今日も私はラベンダーの花に顔を近付けて、なんとか幻のあの香りを感じようとしている。

Rabenda3
 
 
●追記:検索してみたところ
ラベンダーには墨汁のような香りを持つ
「ボルネオール」という成分が含まれているそうで、ナットク。
でも、どうしてそれがあんなにイイ香りになるんでしょ?
(ちなみに精油の抽出部位は、花・葉・花穂等いろいろでした)

|

« 端倪すべからざる道 | トップページ | 秘結 »

コメント

たしかに、ラベンダーオイルの香りと、生のラベンダーの葉を触ったりして香る
香りとでは違いがありますね。でもそれを疑問にも思わなかった私…
抽出して不純物を取り除いたりするとそうなるんだろうと、勝手に思ってました。
確かに咲いているラベンダーの花は、鼻の穴に入れて嗅いでみても
香りが分からないような…
香水を作る工場の花畑で、いちばん花の香りが強い夜明けの開花に合わせて
いっせいに花摘みをする、という場面を小説で読んだことがありますが
それくらい初々しい花はちゃんと香るのかもしれませんね。
品種によっても香りの強弱や違いもあるのでしょうしねぇ。
墨汁のような香り、には気づきませんでしたが、ちゃんと成分として
含まれているのですね。それをちゃんと嗅ぎ分けられたnanbuさんの嗅覚って
すごいです!

投稿: ポージィ | 2007/04/09 09:56

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

いえ、あんまり嗅覚には自信がないんですけど。
でも、やっぱり生のラベンダーとオイルの香りとでは違いますよね〜。
(賛同してもらえてヨカッタです♪)
良い香りだと見聞きするたびに、それを感じられないことがずぅ〜っと疑問だったんですよね。(ってかコンプレックスさえ感じてました)(T_T)
この記事を書いてはみたものの、なんかイマイチだなぁと思って。昨日いちるの望みをかけて検索してみたんですよ。
なかなかラベンダーと墨汁が結びつかなくてメゲそうになりましたが、それだけにボルネオールに辿り着けた時は嬉しかったデス〜。(^o^)

>それくらい初々しい花はちゃんと香るのかもしれませんね。

抽出部位に「花」とある製品もあったので、それもアリですよね。
(一度嗅いでみたいですぅ)

投稿: nanbu | 2007/04/09 11:22

ラベンダーのことは専門家のポージィさんにお任せして(^_^)

>資生堂の『MG5』。

nanbuさん オシャレだったんですね♪
あの当時 男性化粧品のCMも珍しかったし
団二郎(字は不明)が犬と走る姿カッチョ良かったものです
でも本名が「村田ひでお」と知ったのは驚きでしたが(^_^;

あの後 草刈正雄が引き継いだんでしたっけ。。
あっ!彼の奥さんは 私の小学5年生の時のクラスメートです(^^)v


投稿: miki | 2007/04/09 18:50

 
mikiさん、コメントありがとうございます。(^^)

>団二郎(字は不明)が犬と走る姿カッチョ良かったものです

あぁ!団二郎の名前思い出しました!!(・o・)
(でも、む、村田ひでおさんだったとは…)
そういえば、それまではポマードくらいでしたもんね。(父は柳屋のを使ってました)
CMでチャールズ・ブロンソンを起用したり。(それで社名が丹頂からマンダムに変わったり)
あの頃から男性化粧品のCMが注目されだしましたよね。

でも、確かmikiさんのお友達の従妹が浅野ゆう子でしたよね?
今度はクラスメートが草刈正雄の奥さんだなんて。
またまたビックリしましたぁ。(^o^)

投稿: nanbu | 2007/04/09 20:39

nanbuさんこんばんは(^0^)v
ラベンダーという言葉を初めて知ったのが『時をかける少女』(筒井康隆)
確かベランダでラベンダーの香りを嗅いで倒れた原田知世がタイムトラベルできるようになったんですよね?
あれ?倒れたのは実験室だったかな?

昨日は静岡の友達と芝刈りをやってきました。
芝刈りと言えば…
芹沢信雄プロは、ぽぱいの親友の従兄弟なんですよ。
って無理矢理“有名人繋がり”を流行らせたりして(笑)

投稿: ぽぱい | 2007/04/10 21:05

 
ぽぱいさん、コメントありがとうございます。(^^)
『時をかける少女』面白かったですよね〜。

>ベランダでラベンダーの香りを嗅いで

もう、ぽぱいさん最高!(^o^)
ホントに「ベランダでラベンダー」だったらいいのに。
(最初気づかずに真面目に答えそうになってしまいましたぁ)

なんと、ぽぱいさんの親友の従兄弟は芹沢信雄プロですか!(・o・)
みなさん有名人と繋がりがあるんですね。
私は・・・ハイ!
私の父方の従兄弟は・・・・・5人ですぅ。(T_T)

投稿: nanbu | 2007/04/11 08:55

こんにちは!

ベランダでラベンダーを育てたことがあるのに、香りがどうだったか記憶にありませーーーん;;。しかも、どうしても枯らしてしまうし。
ただ、なんとなく生花よりドライフラワーにしたほうが香るのかと。ほら、バラの花びらも乾燥させるとより香りが強くなると思いませんか?水分が抜けてそのぶん香り成分が濃くなるのでしょうか。本当のところはわかりませんが。
それにしても、皆さん、nanbuさんの記事から色々な記憶を引き出されていて、言葉っておもしろいなあと思いました!

投稿: koko | 2007/04/11 12:46

 
kokoさん、コメントありがとうございます。(^^)

>ベランダでラベンダーを育てたことがあるのに

あは♪ kokoさんもグ〜!(今回も気づかずに読み過ごしてしまうところでした)
玄関ドアの床に切った枝を敷いておくというのを、以前何かで読んだことがあるんですけど。そうすると、入口を通るたびに(踏むから)ラベンダーのいい香りが立ちのぼるんだそうです。
「ドライフラワーにしたほうが香る」に通じる使い方かもしれませんね。
(乾燥させると墨汁っぽさが薄くなって、別の香り成分が引き立つとか)

皆さんにそれぞれの視点で掘り下げてもらえると、一つの記事が膨らみますよね。それがとっても嬉しいです。(^o^)

投稿: nanbu | 2007/04/11 15:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55071/14617818

この記事へのトラックバック一覧です: ラベンダーのかほり:

« 端倪すべからざる道 | トップページ | 秘結 »