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2007/08/08

ふつつか

7_10ruriキチンとしていないのを「ダラシない」と言うけれど。

●「だらし」を@nifty辞書で調べると
 「物事のけじめのはっきりしていること」
 「しまり」のことなんだそう。

なるほど、それがないから「ダラシない」んですね。

で、今度は「だらしない」の項目を見ると〔「しだらない」の転〕とあった。
「だらし」の方には〔「しだら」の「し」と「だら」を入れ変えたもの〕と書いてあったし。
どうやら「しだら」が「だらし」になっちゃったようだけど。

その「しだら」の頭に「ふ」が付くと「ふしだら」。

そういえば「言葉の雑記」のカテゴリーで、記念すべき最初の記事は埒があかない
これも「埒(らち)」がないから「不埒者」で。そんな言い方に似てる。
(ちなみに「埒」の語源は馬場の柵のことだそうですよ)


ところで、「ふつつかな娘ですが……」は、花嫁の父母の常套句だけれど。
(間違えて「ふしだらな娘」と言っちゃったら大変)

これも「つつか」に「ふ」が付いたのかな?と思ったら。
そう都合よくはありませんでした。(っうん!そうなら面白かったのにぃ……)

ただ、
● ふつつか 【不▽束】
(1)思慮や能力が足りず、行き届かないさま。未熟。

とあるから。
「束(つか)」に「不」が付いたんだとは思うけれど。
ついでにもう一つ「つ」がくっ付いて「ふつつか」と転訛しちゃったんでしょか?

この「束」は上代(奈良時代?)の長さの単位で、四本の指で握った幅だとか。
(刀の握り部分を「つか」って言いますもんね)
あと、床下とか天井裏にある短い柱のことだそう。
(これが無くっちゃ、やっぱり「ふつつか」ですよね)

そして「製本で、書籍などを製本するときの、表紙を除いた本の中身の厚さ。また一般に、書物の厚み」。
そういえば仕上がりのイメージをつかむために、出来上がりと同じ紙を同じページ数だけ製本したのが「つか見本」。
昔、何気なく聞いていたけれど。
やっと今になってそのほんとの意味が分かったなんて。

私ゃふつつか者でございました。

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