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2007/09/04

物言えば

9_4sennitiko唇寂し秋の風。

なんて。
以前、風とともに…で「風」のつく言葉の多さに驚いたものだけれど。

またまた物凄い物を見つけてしまいました。
それは「物」。


「物差し」「物置き」「物干し」とか。身の回りにも「物」がつく物はあるけれど。

お金が「物を言う」世の中。
“物より思い出”なんてCMがあったように。
「物欲」とか、“精神性”の反対語みたいな扱われ方をされたり。
「物々しい」なんて「物騒がせ」な言い方があるかと思えば。

「物寂しい」「物悲しい」「物憂い」「物思い」とか。
しっとりした情緒も併せ持つ言葉。

なんでも、頭に「物」が付くと「なんとなくそんな状態」の意味なんだとかで。
(『徒然草』の「ものぐるほしけれ」もそれだったり?)
『なんとなく、クリスタル』なんですね。
(限りなく透明に近かったり?)(・o・)

子供に「物心」がつくと「物覚え」が良くなって。
(でも大人になると「物忘れ」が始まるんだけど)(T_T)
「物が分っている人」なら、物事の筋道、道理の意味になるし。
(「物分かりのいい人」なんて言い方もありますものね)
「物静か」「物腰」とか、その人の印象を表したり。
なかなかどうして味わい深い言葉。

@nifty 辞書によると。
「物ともしない」「物の数ではない」「物になる」等、取り上げる価値のある対象になったり。

「〜ものだ」で、普遍的な傾向とか。(そういうものでしたね)
あるいはなすべきこと。(人の話は聞くものですね)
そして、「よく遊んだものだ」で、過去にしばしば起こったこととか。
「困ったものだ」なんて感動・詠嘆を表したり。
(このブログもよく続いてるものですねぇ……)

「何をするか分ったものではない」だと否定を強調したり。
(え!↑私のコトデスか?←なんて言うものですか。とかぁ?)
判断を強調したり。(そろそろ飽きてきたものと思われますが、もう少々おつき合いを)
「〜ものがある」で強い断定を表すそう。
(ウェブの進歩には目を見張るものがありますね!)

他人への相談を切りだす時には「物は相談だけど」なんて言うし。
「物言い」をつけて「物申」しても「物は言いよう」で「物別れ」に終わったり。

「物好き」で「物見高い」と「物笑い」の種になっても、「物は試し」と「物のはずみ」でしてみたら「物の見事に」期待を裏切られて。結果が「物足り」なくても「物は考えよう」で命あっての「物種」だし。何かと「物入り」でも「物のついで」に「物珍しい」物を見つけたりするものですもの。

……しかし、無理やりこじつけるのって苦しいものですねぇ。

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コメント

わぉ!すごいの見つけちゃいましたね。
試しに電子辞書で「物」を調べてみたら、まぁ~~
ズラズラズラっと文字があふれておりました。
読む気になれず、その文字列の長さを確認しただけで閉じました。
これほどにすごいヤツだったとは…。
何気なく使っていましたが、何たる包容力といいますか、
あるいは変化自在と申しますか。いやはやこんな言葉、母国語で
生まれたときから知らない間に蓄積された膨大な例がなくちゃ、
とても使えないという気がします。(使いこなしてる外国の方、恐るべし)
nanbuさん、そんなすごいヤツを物の見事にまとめられましたね。
素晴らしいです。

投稿: ポージィ | 2007/09/04 16:34

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

>生まれたときから知らない間に蓄積された膨大な例がなくちゃ…

そうですよね〜。
「物」がつく言葉がこんなにあるとは思いませんでした。
それでも普段意識してないということは、知らない間に蓄積されてたんですね。
これも母国語ならではでしょうか。
(外国語も同じなんだろうなと思うとめまいがしそうです〜)(T_T)
見つけた時はラッキーと喜んだんですが、いざとなったらあまりにも多くてどうしようかと途方に暮れてしまいました。
でも、最後に在庫一斉処分できてよかったです。(笑)

>そんなすごいヤツを物の見事にまとめられましたね。
ポージィさん、ナイス↑♪

投稿: nanbu | 2007/09/04 20:32

記事の内容 全てにおいて
nanbuさんに 座布団10枚!と思ってたら
ポージィさんも上手い!(^^)v
こうなると 私も何か考えなくっちゃ、、と
変な負けん気が出てきたのですが 他の言葉は思い浮かばず

目に物を言わすことはできませんでした(^_^;

投稿: miki | 2007/09/05 20:10

おぉ~、「物」も凄く使われている言葉なのですね(気がつかなかった~、nanbuさんよく気がつきましたね!)

「物」というと、どうしても「実物」とか「現物」「物体」のイメージが強いものですが、「物静か」とか「…ものだ」なんかに使われる「物」は物体ではないですもんね。

さて、ばねけん(羽研)ではモツの煮込みを堪能させて頂こうと思っておりますが…
「イチモツ」を漢字で書くと「一物」なんですよね(^^ゞ

投稿: ぽぱい | 2007/09/05 20:34

 
mikiさん、コメントありがとうございます。(^^)

>目に物を言わすことはできませんでした(^_^;

うおぉぉぉ・・・!
それがありましたね!!(・o・)
私は辞書を調べながらだったので、これは思いつきませんでした。
(「物」から始まる言葉だけで)
「目に物」を「言わせ」たり「見せ」たり…。
それだけでもまた記事が書けそう♪

なんだかアチコチに座布団が飛び交いそうですね。(^o^)

投稿: nanbu | 2007/09/05 21:18

 
ぽぱいさん、コメントありがとうございます。(^^)

あぁ〜!まだまだありましたね!!(・o・)
「実物」とか「現物」とか、後に「物」がつく言葉もたくさんありそうですね。
私も、物体でないものに「物」がつく言葉がこんなにあるとは思いませんでした〜。

>「イチモツ」を漢字で書くと「一物」なんですよね(^^ゞ

そうそう。「胸に一モツ」モツのもそうですよね。
それにしても「モツの煮込み」につなげるなんて、さすがぽぱいさん♪
(座布団が足りなくなりそうです〜)(^o^)

投稿: nanbu | 2007/09/05 21:24

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