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2007/10/25

ふるとり

Furutori僕の前に
道はない
僕の後ろに
道は出来る

詩人で彫刻家だった高村光太郎氏の、これは『道程』という詩の一節。


ちなみに、漢和辞典によると「首」は「くび/かしら」「長/首領」の意味だそうで。
@nifty辞書でも「おびと」と読めば「首長/統率者」のことだとか。

その「首」に、このまえ書いた「しんにゅう」が付いて「道」。

先駆者が未開の原野を分け入って、進んだ跡に「道」が出来る。
う〜ん。まさにパイオニア。

武道なら、柔道、剣道。文化なら、茶道、華道とか。
精神性を重んじる世界には、なぜか「道」が付いて。
仏の道を説くお坊さんがするのは「修業」ではなく「修行」で。
お侍さんが旅に出るのも「武者修行」。

どれも「道」を「行く」という共通項で結ばれているんですね。

 
76suzumeところで、「道」を「行く」といえば。
「しんにゅう」に「隹(ふるとり)」で「進」。

これも@nifty辞書によると
「漢字の旁(つくり)の一。〜鳥に関する文字を作る。
〔「舊(旧)」の字のとり、の意で、鳥・酉と区別していう〕」とあって。
(いろいろ検索してみると尾の短い鳥のことのようです)

その小さいのが「雀」で。
それが木の上に集まって「集」。
そして、それが前に進むから「進」だとか。


幸せは、すぐに小鳥のように逃げてしまうけど。
(カラオケで)小鳥のようにさえずる私。
まるで飛べない小鳥のように。怯えながらも、それでも前に進みます。

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コメント

なるほど、「道」にはそんな精神的な意味合いもあるのですね。
つられて「心技体」の言葉も思い出しました。
せっかく日本人に生まれたのだから、そういった精神道も大切に
していきたいものです。

降る鳥 じゃなくて 「隹」。
つくりの読み方はもちろん意味も初めて知りました!
「道」から「進」へとつながる今日の行程もお見事です(^^)v
「隹」は尾の短い鳥で小さいのが「雀」ちゃんですか。なんか可愛い♪
今「隹」が出なくて手書き入力したのですが、そのとき一緒に出てきた
「隹」の含まれる漢字たちもなかなか興味深いです。
「焦」「蕉」「隻」「奪」「奮」「誰」「鷹」「隼」などが登場しました。
自分で考えるのが面倒だから全部nanbuさんに解説していただきた~い(^^;ゞ

最後の3行にはプフフと吹き出しました。でも「隼」や「鷹」になることも
おありなのでは?(^^)

投稿: ポージィ | 2007/10/25 10:18

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

「隹」は「ズングリした鳥」と解説してあるサイトさんもあって(雛とか)。
鷹類の中で小さいのが「隼」ですって。(小さいって意味でならあるかも?)
それが転じて、碓(うす)とか、鳥以外のガッチリした物まで指すようになったそうです。さらに、そのセオリーも時代とともに崩れてきたそうなので。
(言葉が乱れるのは大昔からだったんでしょうか)
それで全てを説明するのは出来ないようですよ〜。(笑)

ただ、たしか『されど然』で書いた記憶があるんですが、「焦」の下の四つの点は火を表す「れっか」だったような?
その上に乗せられちゃった鳥は、やっぱり焦るでしょうね。(^^;)
(ちなみに「蕉」は「憔」と同じで、「恋い焦がれる」方の「やつれる」って意味らしいですよ)

投稿: nanbu | 2007/10/25 12:10

わぁーい(^^)
リクエストに応えてくださってありがとうございます。
なるほどなるほど…楽しいですねぇ。
鷹の中で小さいのが隼、にはアッ!ときました。確かに~~
鳥にとどまらずに使われてきたというのも面白いです。
下から火であぶられた鳥はそりゃ焦るでしょうね!
思わず可愛いスズメちゃんの写真に目がいきました。
松尾芭蕉の蕉の字には(恋焦がれて)「やつれる」なんて意味が
あったのですね。ちなみに芭は平らに開くはなだそうで。
芭蕉は植物名からとったのかな?
あらら、とりとめなく話がそれてきてしまって…失礼しました。

投稿: ポージィ | 2007/10/26 10:08

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

>松尾芭蕉の蕉の字には(恋焦がれて)「やつれる」なんて意味が

あ、ほら『焦眉の急』で「焦」の字を取り上げたでしょう?
その時「焦る」とか「焦がす」とかを挙げましたけど。
>「心」を「焦」がし過ぎると「憔」悴。
みたいなことをコメントした覚えがあって。
今回「蕉」を調べたら「やつれる」だったので「おんなじだ〜」と思ったんです。
(説明が長くてスミマセン)(^^;)
「芭蕉」も、私は「大きな葉の南国植物」としかわからなかったんですが。
「芭」には「平らに開くはな」という意味があったんですね!(・o・)
こちらこそありがとうございます。
これはやっぱり、植物名からの芭蕉のようですね。(^o^)

投稿: nanbu | 2007/10/26 16:20

「カラオケで小鳥のようにさえずる私」には異論があります(笑)。
堂々と素晴らしく歌い上げるnanbuさんは、カナリアのような小鳥ではなく、「ひばり」がふさわしいのかと思います。
美空さんとも掛けて(笑)。

投稿: yochy | 2007/10/28 05:27

 
yochyさん、コメントありがとうございます。(^^)

>「カラオケで小鳥のようにさえずる私」には異論があります(笑)。
↑あ、やっぱし?(^^;)>
アブラゼミのようにあたりかまわず鳴り響いてるような気がして、自分でもちょっと厚かましいとは思ったんですが。あくまでも小鳥と言い張ってしまいました。(笑)
(過分なお言葉恐縮ですが、ヨイショでも嬉しいです)

晴れた美空に響き渡るひばりの声。字面といい音の響きといい、完璧な名前ですよね。
追記:「ひばり」は「雲雀」って書くんですね!(・o・)

投稿: nanbu | 2007/10/28 09:37

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