晴れと褻(け)
お布団のたたみ方から「中」と「外」を考えてみたのは、この前の「中表(なかおもて)」。
さらにいただいたコメントから、それに「表」と「裏」がプラスされたのが、先日の「秘すれば花」。
そして、またまた「ハガキの裏表」のヒントをいただいて。私の妄想はさらに広がりを見せた。(皆さん、ありがとうございます)
これまでに出てきたのは、「中」と「外」、「表」と「裏」という二組みの概念。
それを同時に考えなければならないのがチト厄介だけれど。
「もう飽きちゃったぁ」などとおっしゃらず、今一度おつき合いくださいませ。
さて、ハガキの場合。宛名を書く面が表で、肝心の文面を書くのは裏。
ただ、私としては「裏」というより「中」と捉えたい。
(だって「大事なものが表」と書いたばかりだしぃ)
でも、折らないハガキに「中」は存在しないし、どう考えたらいいのだろう?
(「返信用は?」なんて言いっこなしね)
そこで私はひらめいた! 家の間取りがいい例ではないか。
ハガキは裏返せるからいいけれど、大地にくっ付いている家にそんなことは出来ない。
なのに、ちゃんと表と裏がある。
農家の部屋割りで、よく語られるのは「田の字」型。
それは「晴れ」と「褻(け)」の用途で間取りが分けられている。
(「オフィシャル」な部屋と「プライベート」な部屋とが、南北でパーティションされているんですね)
お祝い事や集会等、「ハレ」の日に大勢の人が集まる表向きの座敷きが南側。
かたや、ひっそりと「ケ」の日常生活が営まれる部屋は北側に。
これは、裏返すことが出来ない間取りという平面上に、見事に「表」と「裏」を出現させた手法と言えるのではないだろうか。(「外向き」と「内向き」と言ってもいいかも)
いや、さらに言ってしまえば。
「晴れ」と「褻(け)」の概念で、それは空間を飛び越し時間にまで表裏を作り出している。
二次元の平面をたたむことで「外」に挟まれた「中」という三次元の空間が生まれ。そこにさらに時間が加わって、四次元に。
そこまで話が及ぶことになろうとは……。
ここで気を取り直して話を元に戻すと。
公の宛名を表に書き、私信を裏に書くハガキ。
これも、「外向き」と「内向き」と考えれば、なんとなく理解出来るような気がする。
内に秘めた私事(わたくしごと)。
それは、やはり「中」あるいは「裏」に回らざるを得ないのかもしれない。
●追記:@nifty辞書によると、「外向き」の対義語は「内向き」で、「家の中のこと。内輪のこと。家事。私事」とありました。
そこで、記事中の「中向き」の表記を「内向き」に変更させていただきました。
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昨日の土曜日は恒例の「にこけん」でございました。


最後になりましたが、元坊さんが持参なさったCDは、ご自分で編集したという「R45」。



先日の「
ブログの記事を書く時。
春は名のみの




日々の暮しの中で、取るに足りないと捨て置かれたり。「疑問」という形にすらなっていない些細な現象。
「(月日が)たなごころから」こぼれていく。
先日の日曜日はまた雪だった。






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