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2008/04/19

灯台もと暗し

Biora「灯台の真下が暗いように、身近なことがかえって気づきにくいことのたとえ」が「灯台もと暗し」。

子供の頃、なんとなく「灯台もと暮らし」だと思っていた私も(灯台守の暮らしを描いた「喜びも悲しみも幾年月」みたいな?)。
成長と共に「灯台もと暗し」だと知って、メデタシメデタシ……
のハズだったんだけど。

それが「元」じゃなくて「下」だと知って、ビックリ……
しただけじゃ終わらなくて。

またまたビックリ。
その灯台、岬の灯台じゃなくて昔の室内照明器具、灯明台のことなんですって。
(たしかに灯明台の真下には影ができそうですね)


ま、それはいいとしても。
この「もと」はなかなかのクセモノ。

たとえば「てもと」を@nifty 辞書で調べてみると【手元/手▽許】と二つあるし。
(ちなみに▽印は音訓表にない読み方)
さらに「あしもと」だと【足下/足元/足▽許】 でまた一つ増えちゃって。
「下」「元」「許」で三つもある。

【本/元】(もと)だと、他に「基」「因」「素」もあるし。

【下/▽許】(もと)だったら
(1)物のした。また、物のしたの部分。
 「花の—に遊ぶ」「自由の旗の—に集まれ」「白日の—にさらす」
(2)ある人のいる所。また、その人の影響の及ぶ所。「親の—を離れる」
(「親元」じゃないの? と思ったら「『そば』の意では『元』とも書く」そう)

「白日の—にさらす」んなら「青空の下」は「あおぞらのもと」かと思えば。

【下】(した)で調べてみると、例文には「東京の空の—」なんて書いてあるし。
「東京の空の下(した)」なら「青空の下」は「あおぞらのした」?

あぁ……。
「もと」と読むのか「した」と読むのか。
「元」なのか「下」なのか、いささか心「許」ないこの私。

なんだかこれからも、この「もと」には悩まされそうな気がいたします。

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コメント

きゃっ!
またまた手ごわいもの発見されちゃいましたね。
ものじゃなくてもとですか。
いやいや、気付かなかったのは私だけで、nanbuさんは以前から
もとは曲者と気付いていらしたのですね。
そもそも岬の灯台だと思い込んでいましたよ。灯明台だったなんて。
びっくり!でも考えてみれば、それこそ岬に行かなきゃ見られない
灯台に対して、灯明台はもっと馴染みあるもの。当然灯台下暗しは
生活と密接に関係した事象から生まれた言葉だったということで納得です。
「あしもと」…足元・足下・足許 どれを使っても間違いじゃないのですか?
私には使い分けられそうにありません~
「おやもと」は親元しか思いつけませぬ。
「白日のもと」「青空のもと・した」うわ~ん
あ、根元・根本なんてのもありますよ。ウェ~ンsweat01

投稿: ポージィ | 2008/04/19 17:23

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

あ、そうでしたね〜。
去年「物言えば」で取り上げたのが「もの」で、今回は「もと」なんです。
(「もの」の数も、ものすごくありましたね)(笑)

ね〜。岬にある灯台だと思っちゃいますよね。
私も灯台の根元は確かに暗いし、なんて思ってました。
(灯明台の「真下」というのがミソだったんですね)(^^;)
でも、「ねもと」にも「根元・根本」の二つがあるとは知りませんでした!
(私だったら「こんぽん」と読んじゃいそうですぅ)

「足元」なのか「足下」なのかを調べたのが、そもそものキッカケだったんですが。
「足元・足下・足許」の三つは使っても間違いではないというだけで、私は「手元」「足元」「親元」でいこうと思ってます。(^o^)

投稿: nanbu | 2008/04/19 19:49

nanbuさん、おはようございます。
夜更かししたのに回りがうるさく4時間ほどの睡眠で起こされてしまいました(*_*;
いやぁ、「灯台もと暗し」…
もうすぐ50に手が届くというのに、灯台の意味を間違えて覚えていました。灯明台という言葉も初めて聞きましたが、どんなのもなんですかねぇ?時代劇にでてくるようなものかもしれませんね。
今日もいいこと知っちゃいました♪

投稿: ぽぱい | 2008/04/20 08:26

 
ぽぱいさん、コメントありがとうございます。(^^)

お疲れ様でした〜。先週は大車輪の活躍でしたもんね。
そんな中、コメントいただけて嬉しいです。
私も後ほど伺わせていただきますね。(^o^)

灯明台って私も知らなかったんですけど、@nifty辞書によると「上に油皿をのせて灯心を立て火をともす台」だとか。
怪談で化け猫が油を舐める「あんどん」から和紙のカバー(?)を取ったようなものか、燭台のロウソクを油皿に替えたようなものなのかな? なんて想像してます。

>もうすぐ50に手が届くというのに、灯台の意味を間違えて覚えていました。
↑私なんて50を過ぎてから初めて真実を知りました。(T_T)

投稿: nanbu | 2008/04/20 09:59

 下と元には、読み以外にもビミョーなニュアンスの違いがあるのですけれどもね。なんていうかことばに表わすのが難しいです。下は物理的に下方にあるもの。元は「手元」みたいにニュアンス的に下や手前や次にあるもの、英語の「セカンド」の意味も含んでいる気がします……ってやっぱりきちんと説明できないや。
(・_・ゞ-☆


 「灯台もと暗し」は紫式部が蝋燭の明かりで字を書いているその蝋燭の下のほうは真っ暗だよねって感じでしょうか。なんか雅《みやび》ですね。海の灯台だったら、紫式部なんか吹っ飛んで、熱い漢の世界になりそうかも(笑)。想像したらかなりいやです。
 あと「灯台モトクロス」はまったく関係ないですよね。はい。

投稿: ろぷ | 2008/04/20 12:55

 
ろぷさん、コメントありがとうございます。(^^)

あ、もしやパソコンが修理から戻ってきたんでしょうか。
三週間程かかるとのことでしたけど、戻ってきてくれてよかったですね♪
(実は私の古いバージョンだとIEがフリーズするようになってしまいネスケで拝見してたんですが、それだと動作が物凄く遅くて。御無沙汰してしまってすみません)

なんと「元」は「セカンド」の意味も含んでいるんですね。(・o・)
的外れかもしれませんが、それで「次元」を思い浮かべました。
なんだか奥の深い意味がありそうですね。

>「灯台モトクロス」
「MOTOKURASI」→「MOTOKUROSU」
スゴイ! 10文字中母音の二つが違うだけですね!!
だったら「元彼」は「MOTOKARESI」? (^o^)

投稿: nanbu | 2008/04/20 19:03

岬の灯台じゃない ってことは
何かで知って へぇ~(・o・)だったのですが
「灯台もと暗し」の言葉を言ったり聞いたりすると
岬の灯台を想像している私がいます
だって海を照らす灯台だって真下(この場合は“した”ですね(^^))
は見えないから意味通じるしぃ~
つまり学習してないってことですね(^o^)

投稿: miki | 2008/04/21 16:37

 
mikiさん、コメントありがとうございます。(^^)

おぉ! mikiさんはご存知だったんですね!! (・o・) 
でも、そうそう。分っててもつい想像しちゃうってありますよね。
それ系のことは私にもいっぱいあります。
たとえば「ケイトウ」の花が「鶏頭」だと知ったのは大人になってからだったので、今でも真っ先に「毛糸」が頭に浮かぶし。
「ノウゼンカズラ」なんて「愛染かつら」を経ないと思い出せません。(^^;)>

>真下(この場合は“した”ですね(^^))
mikiさんナイス♪
でも「真下」を「まもと」と読むのも、若者言葉みたいでいいかも。(笑)

投稿: nanbu | 2008/04/21 18:46

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