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2008/06/04

絶対音感

080516sirotae●リターン雑記その16

「英語の学習は小さいうちに始めた方が良い」

という理由で幼児教育が盛んだけれど。
どうやらそれは言えているらしい。

先日読んだ新聞にも、専門家の方がそんな事を書いてらっしゃった。

なんでも、脳の中で専門的な分野が発達する時期というのがあって。
小さいうちに学習を始めると、その分野のモジュールの分化が進むのだという。

確かに、正しい日本人である私は自分が発音する時には意識できても(カラオケで英語のフレーズが出てきたりするでしょ?)、聞く時にはRとLの音は聞き分けられない。
三味線や日本舞踊など、昔からあるお稽古事でも「六歳の六月六日に始めると上達する」などと言われるのは、そんな理由からなのだろう。(ちなみに6月6日は「お稽古の日」だそうな)


「小さい内から始めた方が良い」ものと言えば、音感を必要とするピアノなんかが代表的。
小さな頃からエレクトーンを習っていた私の姪は、絶対音感なるものを持っている。
私が適当に鍵盤を叩いても、「高い方のド」とか即座に答え、百発百中だった。
(私がマネしても、道しるべのない音の森に放り出されたようで、まったく五里霧中だったのに……)

当時実家にいた私は、姪が使っていた教本を借りて練習したものだけれど。
大きくなってからでは、なんとか曲を弾く事は出来ても音感までは無理なようだ。


うちの子にも小さい頃にキーボードを与えたりした。
でも、見向きもせず。(挙げ句に壊されました)(ToT)
さらには同じ幼稚園のお母さんから英語を習ったりしたけれど、それも長続きしなかった。

やはり、好きでなければお話にならないようだ。


まだよく喋れない頃の「ア」と「エ」が混じったような喃語。
歯と歯で舌を挟んで「サシスセソ」を発音していた我が子なのに……。

それが今では、明瞭で美しい日本語を話す。

'06年7月9日

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コメント

幼い頃に英語も音楽も身近で流れていなかったのだから、
どっちもダメでも仕方ないですね、私。
はい、興味がなかったことは自分自身の問題ですが。
 
先日、新聞に載っていた英語教材の広告を読んでいたら、
8歳頃までに(だったかな?)、耳がキャッチする言語の音域が
固定されるというようなことが書いてあって、なるほどねと
妙に納得してしまいました。
日本語の使用音域は英語と比べると低めの音で範囲が狭いそうです。
一方英語は高音域で範囲が広いとか。
舌を歯の間に挟むようにして出す息だけの発音は、聞えない
出せないのダブルパンチ。息子さん、幼い頃は誰に教わるでもなく
できていた英語的発音を潔く捨てちゃって、正しい日本語の発音を
習得されてしまったのですね。惜しいことしましたね。

投稿: ポージィ | 2008/06/04 10:22

 
ポージィさん、コメントありがとうございます。(^^)

うんうん。日本語の使用音域が狭いっていうのは納得です。
日本語がクリアな感じがするのもきっとそのせいなんでしょうね。
(といって私の滑舌がいいわけではありませんが)(笑)
なんかこう曖昧な音を省いていって、残った音だけで構成されてるみたいな。

それに比べると英語の音は複雑で。
って、区別出来ないからそう感じるんでしょうけど。(^^;)
それだけに、ハッキリしない喃語を発していていた頃は「あぁ、これがクリアな発音になっちゃうのか」と、ちょっともったいない気がしました。
「サシスセソ」の発音も「あわよくば」なんて思ったりしましたけど、本人は喋りにくそうで。
やっぱり母国語はちゃんと喋れるようにならないと困りますもんね。(^o^)

投稿: nanbu | 2008/06/04 15:34

今 ポージィさんのところでも息子の話をコメントしてきたとこなんですが・・

うちの息子の幼稚園には週に1回
外国人の先生がいらして 子供達と交流する時間がありました
決してお勉強ではなく自然な形で英語を覚えましょうと。
ある日 その息子が「girl」と言った時
LとRの発音の良さにビックリしました(・o・)
そのままの流れで英語を習わせたら良かったんでしょうが
小学校高学年で英語教室に行かせたら
もうテレが出て あの時のような発音は聞けませんでした(T_T)

そして娘は幼稚園から中学までピアノを習ってましたが
絶対音感などとは無縁のまま終わってしまいました
ちなみに私もピアノは小学校低学年から習ってましたが
娘よりも早くリタイアしてます
数年前に 楽譜を買ってトライしたら
首や肩が凝って やっぱり断念しました(^_^;
始めるのは早い内がいいですね(^^)

投稿: miki | 2008/06/04 19:26

 
mikiさん、コメントありがとうございます。(^^)

そうそう。小さいウチはそのまま真似するから驚くような発音しますよね。
(なので親は教えないようにと言われました)(笑)
それが、ちょっと大きくなるとテレちゃうんですよね〜。
ウチの子が中学生になって英語の勉強を始めたら、クリアなカタカナ英語になってて寂しかったです。(T_T)

お嬢さんは幼稚園から、そしてmikiさんは小学校低学年からピアノを習ってたんですね! いいなぁ……。
(私も習えるものなら習いたかったです)
姪の教本を借りて練習したのも、そのリベンジだったんですけど。
やっぱり大人になってからだと難しいですね。(^^;)
でも、基準音を与えられて音が取れれば、絶対音感にこだわる必要はないそうですよ。
お家にはまだお嬢さんのピアノがあるんでしょうか(羨ましい♪)。
折をみて、気軽にまたトライしてみてくださいね。(^o^)

投稿: nanbu | 2008/06/04 21:38

絶対音感って凄いですよね。
地球上の全ての音を音符に変換できるって事ですよね?
絶対音感の持ち主って、普通に生活しているだけで頭の中は音符だらけになってしまうのでしょうか(笑)

P.S.小さい頃からボケーっとして育ったオイラは絶対鈍感の持ち主です(;^_^A

投稿: ぽぱい | 2008/06/04 22:57

ぽぱちゃん、それはソルフェージュってやつですよう、とツッコミを一つ入れて。
ジンで~す。
絶対音感はワタクシにも備わっていないのです。
っていうか昔ブラスバンドでチューバを一年やりましたが、 楽譜全く読めませ~んオロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
なので『優しい』先輩の吹いてくれたのを
耳で覚えて吹きましたが、
やっぱり読めたほうが良いですね。

美空ひばり、S・ワンダー、両者とも歌い手さんとして名高いですが、
音が外れないそうです。大半の歌手は必ず音がずれてしまうらしいのです(それを世間では味といいます)。音が合っていれば必ずしも良いという物でもないというのが、難しいのですけれども。

投稿: coldgin | 2008/06/05 06:12

 
ぽぱいさん、コメントありがとうございます。(^^)

ね〜。凄いですよね。
黄色がかったオレンジ色と赤味が強いオレンジ色を、相対的に比べることは出来ても。「これがど真ん中の純粋な色!」と判別するのが難しいのに似てるような気がします。
でも、あまりにも鋭い絶対音感の人は、それが煩わしくなるそうですよ。(普段耳にする音の中にはどの音符にも当てはまらない中間の音があるはずですもんね)(・o・)

P.S.ちなみに、動物的なカンだけに頼ってる私は、絶対on 勘で〜す。(^o^)

投稿: nanbu | 2008/06/05 08:38

 
coldginさん、コメントありがとうございます。(^^)

ソルフェージュって知らなかったんですけど。
「楽譜を読むことを中心とした訓練」のことなんですね!(・o・)
いつもながらcoldginさんの博識さには感服しましたが……
音楽のカテゴリーの記事を思うとそれも納得ですね♪
チューバは「金管楽器の中で一番大きく、低い音が出る」そうですけど。
クールなcoldginさんのイメージにピッタリかもと思いました。(^o^)
そういえば、三味線とかには音階を示すフレット(?)がないような気がするし。
耳で覚えるのも大事な要素ですよね。

ところで、音がずれるのを世間では味というのですね!
サビでいきなり転調されるとついていけない私は、そのお言葉にすがりたいと思います。(って、ちょっと意味が違うかしらん?)(笑)

投稿: nanbu | 2008/06/05 08:41

まあ、なんてタイムリーな話題happy01
って、自分のことですみません!

英語を勉強しといてこんなこと言うのもなんですが、
日本人なんだから英語がネイティブみたいに話せなくてもいいじゃない、
って思ってました。いえ、思ってます。
意思の疎通ができればいいんだって。
んでもって英語の流暢さより、話す内容のほうが大事とか。
でもあるとき、子どもの英語教育についての意見をテレビで聞いたとき、
英語を学習することによって日本語を見直すことになるって言っていたんです。
これにはうなりました。
英語の学習が日本語の学習の役に立つんです。
そういうこともあるなあって。
話はそれますが、日本語でも意味がよくわからない単語ってありますよね。
その意味を英語で説明しているのを読むと、
なるほどーそういうことか、って思えることもあるんです。

これからの世の中で生きていくためには英語が必須というのは
私自身が痛感しています。
わが息子はどうなるんだろうなあと思っています。

投稿: koko | 2008/06/05 13:09

 
kokoさん、コメントありがとうございます。(^^)

そうですよね。テレビのトーク番組が面白いのは、その会話の内容が面白いからですもんね。

「英語を学習することによって日本語を見直すことになる」
なるほど。日本語と異なる英語を知れば知るほど、その相違点に気がついて。
その中から、日本語の良さも浮かび上がってくるということでしょうか。
そして、それが日本語の学習にも役立つというのは興味深いですね。(・o・)

>日本語でも意味がよくわからない単語ってありますよね。
>その意味を英語で説明しているのを読むと、

普段何気なく使っている言葉でも、その意味を深く考えずに使ってたりしますよね。
日本語での考え方と、英語での考え方は違うと聞いたことがありますけど。
別の視点から見ることで、理解が深まるのかもしれませんね。

そういえば以前観た映画で、"maybe"の字幕が「考えとくわ」になってて驚きましたけど。
それも日本人と英語圏の人との考え方の違いなんでしょか。(^^;)

投稿: nanbu | 2008/06/05 19:18

あーすみません。小さいうちから習い事をするのは全然OKですが、英語を教える必要は、まったくもってございません。
小さいうちは、まだ日本語すら上手に駆使できないのですから、まず、日本語のイントネーション、細かい言葉の意味合いなどを、しっかり叩き込むのが賢い早期教育です。
小さいコにABCを教えて、子どもは物覚えが早いですから、すぐにいろんなことを覚えますが、それはサルになにかを教えるのと同じ、全然身に付きません。
実際に、現在英語を上手に駆使して仕事をしている人たちのうち、どのくらいの割合で、小さい頃から英語に親しんでいたのでしょうか。ほとんどが中学生の、ごく当たり前の時期から、普通に英語を学んだ、という人ばかりのはずです。
まず自国語です。感情を細かく、的確に表現する力を身につけないと、自分の感情も表現できない、情緒不安定な子どもになってしまいます。
これは、以前私が編集した本の先生方が、こぞって力説していた考えです。子を持たない私ですが、その考えに賛同しています。

投稿: yochy | 2008/06/06 01:54

 
yochyさん、コメントありがとうございます。(^^)

「まずは自国語を身につける」というのは、まったくその通りだと思います。
ただ、これはあくまでも私の勝手な想像ですけど。
「中学・高校の6年間(あるいは大学までの10年間)英語を学んだハズなのに、なぜ?」という自分自身への悔いが、きっと(私を含めた)多くの親達を幼児教育にひきつけるんだと思います。そしてそれが、他の習い事のように「せめて幼い頃から始めていれば……」に救いを求めるんだと。
(そして私は……やっぱり「好きかどうか」なんだと悟りました)(^^;)

これは先日の新聞記事なんですが
『5000校で小3から英語 教育再生懇が中間報告へ』
政府の教育再生懇談会は「小学校3年生から年間35時間以上の英語授業を実施するモデル校を全国に5千校程度設ける方針を打ち出」したそうで、「学習指導要領の改訂で、11年度に5、6年生で週1コマの『外国語活動』(英語活動)が導入される予定」とか。やっぱり英語は永遠のテーマなんでしょうか。(T_T)

投稿: nanbu | 2008/06/06 08:44

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